16. 3月 2012 · [EPISODE2048]新谷、あの日からレスポールのリア・ピックアップを使うようになったんだよ。 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 新着情報

 3月15日。今日は開店から大忙し。
 午後9時過ぎても仕事は終わらない。
 今日は、高円寺には無理だな。
 Oさんに謝りの連絡。
 新谷が、ジンキー・アンプ用の消音対策レッグの試作品を持って来た。
 さっそく、試してみる。
 ジャーン。
私:「いいね。音が澄んでいるよ。」
新谷:「そうだ。よかった。」
私:「1:1の音が出るな。」※音にロスが少ない。
オータムマウンテン君:「そのままの音だ。」
私:「弾いた通りの音が出てくれるから、ピッキング・コントロールが楽だよ。」
新谷:『74歳の社長に「ナンシーが四角は格好悪いから丸にして欲しい。」と言っていたと伝えたら、社長は「それは重要なことだ。」と言ってたよ。』
私:「素晴らしい!凄い頭が柔らかい人だね。お会いしてみたい。」
新谷:「4月11日の高円寺JIROKICHIのライブへ連れて行くよ。」
私:「嬉しい。じゃあ、ギターアンプとベースアンプに使うから。できれば、バスドラの音の共振も取りたいな。そうしたらもっといい音になる。」
新谷:「バスドラが動かないよう考えるよ。」
私:「SUDAPONYにアイディアを出させるよ。」
オータムマウンテン君:「ライブでクリアに音が聴けるなんて、楽しみですね。」
 3人でホルモンを食べに行きました。
 オータムマウンテン君に、二人の出会いの話をして盛り上がる。
私:「初めて会ったのは、1972年の春。三島のリオだな。軽音楽部のコンパだった。」
新谷:「そうだっけ?」
私:「入っていったら、もう倒れて寝てた。」
 ははは。
私:「そうだ。その時、となりで家内のいた部がコンパしていたんだ。今思い出した。」
新谷:「ははは。」
私:『「付き合わないか。」と言ったら、「またまた!」とあしらわれた。』
 ははは。
新谷:「あの頃のナンシーは、誰にも声をかけてたからな。」
私:「川口と違うぞ。 多分、酒の席だったからだな。」
新谷:『確かに、川口は凄かった。新潟弁で「なまらねえすけな」と言いながらナンパしてた。』
私:「あいつと新谷は、最後まで強引。私は、最後の判断は相手に任せる。」
新谷:「ははは。俺はね、打っちゃりだったな。」
私:「そうだろ。君たちとマイ・スタイルとは違うからな。そこを勘違いしないように。」
オータムマウンテン君:「紳士ですね。」
私:「そんなつもりはなかったけど・・・そうかも。」
新谷:「懐かしい。」
私:「色々あったな。」
新谷:「あの頃、広島から出てきたばっかりで、3弦・巻き弦を必死にチョーキングしてた。」
私:「ははは。そうだった。ありえないと思ったよ。」
新谷:「だって、広島のヤマハは、3弦巻き弦のヤマハ弦しか売ってなかった。」
私:「オータムマウンテン君、当時のロックは、東京と田舎とのハンデはそうとうあったんだよ。」
新谷:「初めてナンシーのチョーキング&ビブラートを聴いてぶっ飛んだよ。」
私:「伊豆の合宿の時だろ。」
新谷:「こっちはグレコのSG360。ナンシーはGIBSONのES335.その上、弦も違う。」
オータムマウンテン君:「どんな弦を使っていたんですか?」
私:「ダルコ・ファンキー弦。500円で1,2弦が2本づつ入ってんだよ。アーニー弦は1,850円で買えなかった。」
新谷:「そうだった。」
私:「新谷に、合宿の最後にあまった1セットをやったろ。」
新谷:「あれで人生が変わった。」
 1974年Aロックの話になる。
私:「あの時の音源を聴いた事ないけど、どんな演奏したんだろうね。」
新谷:「ボリュームをフル10で弾いて気持ちよかったことだけを覚えているよ。」
私:「写真もないし、音源もないし。あの頃はしょうがないな。」
新谷:「その後に組んだ自分のバンド“マーブルヘッド・メッセンジャーズ”の写真は、日本のロック史みたいなブログで見た。」
私:「懐かしい。」
オータムマウンテン君:「???」
新谷:「ライス・フィールドはAロックで優勝してこれからと思った時、ナンシーは勝手にバンド解散して就職しちゃうから。困ったよ。」
私:「まあまあ。あれが限界だったんだよ。」
新谷:「そのくせに、こっちがプロを引退したら、ナンシーがプロに戻ったんだよ。」
私:「ははは。」
 1982年?マンディンカのレコーディングの話。
私:「当時持っていた‘59年製バーストLPを持ってスタジオへ行ったんだよ。」
新谷:「懐かしい。」
私:『フロントで弾いたら、ミキサーの人に「リアで弾いてください。」と指示されたんだ。硬い音は柔らかくできるけど、甘い音は硬く出来ないと言われた。」
新谷:「あるものは弱く出来るけど、ないものはどうにもできないと同じだね。」
私:「あれ以来、リア・ピックアップの音に慣れることにした。」
オータムマウンテン君:「そうだったんですか。」
私:「それ以降リアピックアップ1本やり。ようやく最近はフロントでも弾くようになったんだよ。」 
 懐かしい。
私:「あのレコーディングの経験は、マッスルショールズでのレコーディングで大いに役立ったよ。」
新谷:「それは嬉しいね。」

 急に眠くなった。
 今回はここでおしまい。
 金曜日、土曜日は、ちょっとドロンします。
 おやすみなさい。
 つづく。