27. 10月 2000 · [EPISODE 32]小学館発行”ラピタ”の取材! はコメントを受け付けていません · Categories: 過去の四方山Episode1〜

先週、小学館発行・大人の少年誌”ラピタ”の編集部から取材申込があり、今週火曜日に名古屋で取材を受ける事になりました。この”ラピタ”という月刊誌は、40代~50代の男性を対象としたコダワリ本で、私達の記事は4月発売に掲載されるそうです。

今回の取材目的は、「自分の生まれ年のギターを手に入れる」というテーマだそうです。ナンシーを選んでくれたのは、この”四方山話”に同じような話が書いてあった事と、今回のギターマガジン8ページ広告に刺激されたとの事でした。

取材当日、さっそく店内撮影を数カット、LPstd’59とST’56の抜き写真を撮影していただきました。レスポールを撮影する時、カメラマンの人にトラメの出るショットをリクエストしましたが、板目は理解されてもフワフワ出たり消えたりするトラメを理解していただけませんでした。カメラマンの人は、最初トラメを蛍光灯か何かの写りこみかと勘違いされていたようです。もっとも、トラメは、ギターマニアのコダワリ中のコダワリだから一般の方には馴染みがないものかもしれませんね。それから、ようやくトラメの意味を理解いただき、まさにこれ!という最高のカットを撮影していただきました。本でこの写真を見るのが楽しみです。このLPstd’59は、ギターマガジンのLP達とは違いますので是非ラピタを買ってください。

また、是非とのご要望があり、同じ年の1952年LPstdを私が抱えたところを1枚撮ることになりました。それは、まさにこのテーマのサンプルのような写真です。カメラマンは乗ってきて、「はい、もっと笑って!」「微笑むだけじゃダメ!」とか、私をドアップで捕えて要求するのです。これじゃあ、笑うものも笑えない!って感じ。でも、カメラマンはまだまだ!と言うのです。ガンの助(岩永店長)は、私を笑わせようとしてか、私が無抵抗なことをいいことに、ここぞとばかり無責任に色んなことを言うのです。こういう時のガンの助は、すこぶる強いのです!彼もB型。彼は面白すぎることを連発して言い続けるのです。私は、ついに我慢しきれず、「それじゃあ、バカ顔になっちゃうよ!」と大笑いした瞬間、カシャ!とシャッターの音が鳴りました。編集の人に「頼むから、できるだけ小さい写真で掲載して欲しい」とお願いしましたが、「むふふっ」という顔をされただけでした。さて、どうなることやら・・・・。

取材をしていただいた編集のSさんは、どうやら1980年前半に私の勤めていた店のお客さんだったようで、昔話に花が咲いたり、雑談形式なインタビューだったため、ざっくばらんに話してしまい、どんな内容で記事になるかさっぱり見当がつきません。本が出るのが楽しみのような怖いような・・・。    Peace