[EPISODE329] 跳べ! 飛べ! 渡米! 行って来ます!

Date : 2004/07/28 (Wed)

 

跳べ!  飛べ!  渡米!  決定!

 

 

突然ですが、先日、アメリカから「レコーディングの準備が整った。」との連絡が入

ったので、さっそく今週末からアメリカへ行ってきます。

 

本当は、「シングルor2ndアルバムのレコーディングは10月ごろかな?」と思

っていたので、おどろ木、桃の木、山椒の木! まあ、決まってしまったら行くしかあ

りませんね。目的に向かってレッツラゴー!

 

1) 今回の使用ギターは、お伴させるナンシー(LPstd‘59)とシゲチャン

(ST’54)。その他、向こうで数本ギターを貸してもらう予定。

 

2) 使用アンプは、急遽、ジンキー氏がアメリカン117V仕様のNancy So

und(kishida道場)と四方山アンプを間に合うように作ってくれるというこ

とでした。感謝!

 

3)肝心のレコーディングメンバーは・・・・・、それは、皆さん、後のお・楽・し・み・

に!

とは言っても、参加メンバーはメールで予定を知らされただけ。あまり具体的にはわ

かっていません。一体どんなメンバーとレコーディングすることになるのでしょうか?

このリストに書いてある大物ミュージシャンの皆さん(Mr.B、Mr.P、Mr.

C)は本当に参加してくれるのでしょうか?????? そういえば、1970年代か

ら日本でお馴染みのMr.Jさんも来てくれるのかな? まあ、行っての楽しみです。

 

 

これから、残り少ない数日で渡米準備をしなければなりません。たぶん、この四方山

を書いている時間がないかもしれません。どうしょうかな・・・・・? そうだ! 私が書け

ない期間を仲と岩永に交互に書かせて見ますか?

 

では、突然ですが、四方山読者の皆さまへお知らせです。

次回からの臨時企画を発表!します。

次回から、仲と岩永が挑戦する“Make me laugh! 今度は俺を笑わせ

ろ!”が始まります。 お楽しみに・・・・。

 

この突然なビックリ企画。読者の皆さん、ビックリしたでしょう。でも、本当にビッ

クリしているのは、木曜日に出社してこの四方山を読んだ二人ですね。クックック!そ

の時の彼らの顔を見たい!しばらく、私の携帯は繋がらないようにしておこう。

 

二人へ伝言:二人とも頑張って“為になる”、“笑える”楽しめる文を書けよ! も

し、笑わせなかったらアメリカからダメだしをするぞ!そして、日本へ帰ってきてどう

なるか?わかっているな! 特に仲!オチを「また来週!」は許さない!

 

 

※尚、みなさまへは、前回のようにレコーディング模様を毎日アメリカからご報告でき

ましたら書きますね! 期待しないで待ってってね。

 

では、これから来る台風がちょっと心配ですが、行って来ます!

 

 

■ ★ 四方山本当に書いていいんですか~?・・・・

Date : 2004/07/31 (Sat)

 

社長 : 「明日からアメリカ行ってくるからな~、四方山頼むぞ!」

仲   : 「はぁ~?・・・・」

社長 : 「だから俺が居ない間岩永と交代で四方山を書いてくれ」

仲   : 「・・・・・・・」

社長 : 「おいっ!聞いてんの?」

仲   : 「本当に書いていいんですか~?あること、あることいっぱい

書いちゃいますよ。」

社長 : 「はぁ~・・・・お前何を書こうとしているんだよ?とにかく俺の過去

とか失敗談とか家族の事とかお客様の事とか・・・・・以外の事

を書いてくれ。」

仲   : 「ひえ~、そんなに規制があったら何も書けないじゃないですか~」

社長 : 「いいの!それで書かないとアメリカからダメ出しするからな!」

仲   : 「ひれ~、じゃなかったひえ~・・・・」

 

という訳でなぜか僕達が四方山を書く事になってしまいました。とほほ・・・

そんなに話題豊富でもないし、文才ないし、漢字知らないし・・・・あ~。

なにを書けばいいんだろう?と思っていたら社長との出会い1979年の

記憶がふつふつと思い浮かんできました。

そうなんですね、よ~く考えると社長とは79年からの付き合いになりますので

25年にもなるんですね。学校3学年で数えると8回分以上!あ~長い!

社長は僕の事を18歳のころから知っているので未だに子供扱い、もう43歳を

過ぎたんですよ~!と言っても「信じられん。」????信じてもらえなくても

現実に43歳なんですよ~~~~~!ひ~・・・・

でもその間いろいろな事がありました。

その長い間に社長の過去を知っているのも僕なんですね・・・ひひひ・・・・

という事で長くなりましたが、1981年スライド事件から話しますか・・・・

 

時は1981年、場所は渋谷の大手楽器屋さん、当時社長がそこの店長だった

ころです。その頃大忙しのある有名なミュージシャンの方がマーシャル3段積み

でスライドを弾いて試奏をしているところに店長がやってきて

Dr.K(社長の事です。)    : 「いらっしゃいませ」

M(ミュージシャンの方)   : 「・・・・・」

弾いているのを見ていた店長がおもむろに・・・・

「スライドはね・・・・ちょっと貸してみて」と言ってギターを取り上げギョイ~ン

ギュイ~ン、キュッキュッキュと弾き始めるではありませんか。

「スライドだから指で弾けない音、フレーズを弾かないとおもしろくありませんよ、

それがスライドを弾く時の心得かな」とニコッとするではありませんか。

(僕の心の声:恐るべし店長)

Mさん : 「・・・・勉強になりました・・・・」

Dr.K  : 「いいえどういたしまして、また遊びに来てくださいね」

 

そのミュージシャンの方が帰ってから

 

Dr.K : 「さっきの子なかなかギター上手いね~」

仲   : 「店長あの人はちまたでは有名なバックミュージシャンの方なんですよ」

Dr.K : 「あははははは・・・・・そうなんだ。」とその場を去っていきました。

仲   : 心の声 ( やっちゃった~、さすがだ~ )

 

そうして1981年のある日は過ぎていきました・・・・のんびりした時代だったなぁ~

 

つつ゛く

 

[EPISODE岩永編001] 期待の「くっくっく」!?

Date : 2004/07/31 (Sat)

 

四方山話をお楽しみいただいている皆様いつもご覧いただきありがとうございます。

このたび社長の代打を勤めさせていただきます「くっくっく…」の岩永です宜しくお願いいたします。

 

今回四方山を書くのに際し皆様から多くのお声をいただきました。

7月28日AM2:57「岩永英行の四方山話楽しみにしているよ!くっくっく」とスラッシュメタラーのSさんから携帯に

メール!「何のこと!??」と思いながらも寝ぼけていたためそのまま寝てしまいました。

朝から家族でプールへ行くことになっていたため四方山の件は忘れていました。

 

7月29日AM11:00[EPISODE329]をみてびっくり!!「え・え・え・ホントに!?」「そういう事だったのか!」と

おどろいているとMr長崎さんより電話が!!

 

Mr長崎さん「なんか四方山書くことになったらしいねぇ~!!」

岩永    「そうなんですよビックリですよ!!」

 

Mr長崎さん「何書くの!!社長のネタなら提供するよ!!」

岩永    「それはとてもありがたいですね!くっくっく…!!」

 

と言った具合に皆様からハゲマシ!?の電話&メールをいただき感謝!!している間もなく来店いただく方々からも

「何書くの!!くっくっく」と話題は「岩永英行の四方山話」に…

「皆さんがこんなにも気にしていただいているなんて…」と嬉しさは計り知れません!?

がんばってやらせていただきます!!

 

よく「くっくっく」って書かれてますが僕そんなに「くっくっく」て言ってないですよ!?

 

 

 

レコーデング状況!!

Date : 2004/08/06 (Fri)

 

社長よりレコーデングの進行状況の連絡がありました。

今日までの時点で音入れまで無事終了!!

これから歌入れに入ります!!

との事です。

皆さん楽しみにしていて下さい!

 

グレッグさんとの出会い、そしてナンシー。

 

1991年オールマンブラザースバンドが初来日をした年の事です。

当時、外タレを呼んでいる会社に働らいていた知り合いの方から突然僕のところへ電話

がありました。その頃はまだナンシー東京も無く僕が違う楽器店でマネージャーをやっ

ているところへ・・・・

 

Mさん : 「仲ちゃん、久しぶり~。いきなりなんだけど頼みがあるんだけど・・」

 

仲    : 「あっ、お久しぶりで~す、どうも。頼みってなんですか?」

 

Mさん : 「実は急なんだけどオールマンが来ているのは知っていると思うけど、

ディッキーさんの写真撮りの時サンバーストレスポールを貸してもらえる

と有り難いんだけど・・・当然手持ちでお願いするので仲ちゃんもディッキ

ーさんに会えるよ」

 

仲    : 「え~~~~~、僕も当然チケットを買ってあって見にいくんですけど、

あっあっあのディッキーさんに会えるんですか!凄い!時間が合えば

絶対伺います!それでいつなんですか?」

 

Mさん : 「またまた急なんだけど・・・明後日・・・」

 

仲    : 「ひえ~、明後日ですか!どうにかしてみます。」

 

Mさん : 「あ~、良かった中々サンバーストを持って来て~なんて軽く言えるとこ

ろが無いからね~」

 

という事で話をしていたら仕事にも差し支えない時間だったもので持って行けることに

なりました。その時、あっそうだオールマンといえば岸田さん(社長)に電話をして一

緒に行けるようだったら同行して岸田さんも一緒に会えるかもしれないな~。

 

早速電話を入れてみました。

 

プルルルルルルル・・・・・・

 

岩ちゃん : 「はい!ナンシーです!!!!」と耳が壊れそうなくらい元気な声。

 

仲     : 「あっ、久しぶりですTTLの仲です。岸田さんはいますか?」

 

岩ちゃん : 「こちらこそご無沙汰しております!、ちょっとお待ちください!」

(岩ちゃんは以前東京に来てくれたことが一回ありました。)

 

社長    : 「お~、久しぶり。元気か?それでどうしたの?」

 

仲     : 「実は・・・・」と一通りの話をしたら。

 

社長    : 「実はこちらもいきなりアレンウッディーから電話があって俺はお前を

知っているぞ~・・・・・という話で来週水曜日に会いに行く事に

なって

いるんだよ。」(詳しくはHPのオールマンの話しを読んでの通りです)

 

仲     : 「あらら、オールマンですからねやっぱり岸田さんの所へはなんらか

コンタクトはありますよね。」

 

そして無事ディッキーさんの写真撮りは終わり、(といってもディッキーさんが「これ

はサンバーストレスポールだよね、こんな貴重なものどうしたの?それにしてもこれは

状態がいいね。」と弾いたり、じっくり見たりして「ありがとう!」と返されてしま

い、当たり前ですが写真撮りはゴールディーで終わりました。)

そしてやっと水曜日がおとずれました。

 

中野サンプラザの前で待ち合わせをして中のロビーのイスで話をしていました。

 

社長   : 「まぁ、会えなくてもオールマンが見れればいいと思ってさぁ~」

 

仲     : 「そうですね、写真撮りとかはゆっくり会える時間も取れますけど

ライブの当日はミュージシャンも気合が入っていますからね邪魔をし

も悪いし・・・・・」

 

なんて話をしていたら遠くに背の高い金髪の男がのそ~と歩いているのが見え「あっグ

レッグさんだ!」と社長に言ったと同時にグレッグさんもちょうどこっちを見つけて凄

いうれしそうにこっちへ歩いてくるではありませんか。

 

僕はアレンさんに持ってきた日本製のバイオリンベース、社長はディッキーさんに見せ

ようとドブロを持っていたせいか、

 

G氏  : 「よっ!君たち今日はライブをするの?楽屋の入り口わかる?」

 

社長  :   「あなたのライブを見に来たんですよ・・・・」

 

G氏  : 「なんだそうか。」

 

社長  : 「でも楽屋の入り口まで案内しますよ。」

 

G氏  : 「本当!ありがとう。」

 

楽屋に行く間に心良く一緒に写真も撮ってもらい夢のような時間をもつことができまし

た。

 

そして・・・・そんな夢も醒めかけたころ社長から写真が届きました。

 

Hくん : 「マネージャーこんなのが届いていますよ。」

 

仲   : 「なになに、なんだろう?」

と開けてみるとグレッグさんと僕が写っている写真の僕の口のところから漫画のように

ふきだしが付いており、「僕はナンシーの秘密諜報部員です。よろしく!」と書いてあ

り部下の子が「なんですかこれは?」と不思議そうな顔をしています。

 

心の声 ; 「あちゃ~、またやられた~。本当に岸田さんはいたずら好きなんだか

ら~、これじゃまるでいつも連絡を取っているみたいじゃないですか

~とほほ・・・・」

 

その当時のナンシーの広告にも鏡の中に僕が写り込んでいるオールマンの写真が

使われていました。あらららら・・・・・

 

でもその数ヶ月後・・・・僕は以前の会社を辞める事になり、辞めてから社長に電話を

入れたら

 

社長  : 「えっ!お前が辞めるとは思わなかったなぁ~、そうだ秘密諜報部員

じゃなくて本当の社員になっちゃえば。うふふ・・・」

 

仲    : 「お願いします。」

 

とオールマンに導かれるようにあれよあれよとナンシーの社員になっていました。

 

そうあれは1991年の春でしたね~・・・・・・・・

 

 

つつ゛く

 

 

 

[EPISODE岩永編003]ライブ!! 

Date : 2004/08/07 (Sat)

 

今日は久しぶりにライブを見に行きます。

それもポニさんのバンドとKIKIヘンドリックスバンドの2本立て!!

なかなかライブを見に行く機会が無いので今日のライブは一粒で2度美味しいライブです!!

さぞ盛り上がることでしょう!!

岩永:「くっくっく…」

 

ライブと言えば第1回Nancyライブにまだお客さんだった僕は参加しましたが当時バンドの名前が決まらず

バンド名を記入せず参加申し込みをした所 社長が…

社長:「良いの思いついた{ガンちゃんアンドローズ}良いだろ!!」

と嬉しそう!!

メンバー一同:「…」

 

当時20歳の僕らには

メンバー一同心の声:「違う名前にしてください」

とは言えずそのまま参加することになりました。

 

さすがにNancyライブはそれまで出ていたライブとは違う雰囲気でかなり緊張していました。

いざ出番 僕らのバンドが始まってすぐメンバーのT.Iの弦が切れてしまい突然T.Iが

T.I:「ごめぇ~ん!!」

と言ってステージから客席の方へ言ってしまいメンバーもお客さんもあ然!!

少しすると今度は客席からステージへとT.Iは戻ってきました。

そんなハプニングで逆に緊張がほぐれて良かったのかもしれません。

 

あれから16年が経ちましたがライブのわくわく感が今でも大好きです!!

 

やっぱりライブって楽しい!!

 

 

[EPISODE330]レコーディング終了。そして、帰国。 

Date : 2004/08/12 (Thu)

 

皆さん、お元気ですか?昨日(8月10日)、無事にレコーディングを終えて名古屋へ

戻ってきました。

 

持参したナンシー(LPstd‘59)もシゲチャン(ST’54)も大活躍してく

れました。無事、盗られたり、壊れたりしないで一緒に帰国できました。ホッ!

右手の腱鞘炎もなんとか途中から痛みが感じなくなり、無事弾き終えることが出来ま

した。

 

当初、向こうからSwamp Watersのレコーディングの時のように、オンタ

イムで起こった状況をメールしようとしましたが、時間がなく、事前にAOLとの契約

をうまく出来ずに飛び立って行ってしまい、結局不可能になってしまいました。残念!

でも、毎日起こったことを忘れないように書いてありますので、詳しい内容は気が向

いたら書きます。

 

 

ちょっとだけお話しすると、

レコーディング場所:マッスルショールズ・サウンドスタジオとダックテープ・スタジ

オ。

 

プロデューサー:ジョニー・サンドリン

 

参加メンバーは次の通りです。

ギター:ピート・カー、

 

B−3:ポール・ホーンズビー、

(B−3:ボビー・ウィットロック2曲)

 

ピアノ:チャック・リーベル

 

ベース:ジェリー・ワスレーナイデ

 

ドラム:ジェイミー・オルディカー

 

バックボーカル:スコット・ボイヤー

 

ボニー・ブラムレット

 

※それにしても、ボビーウィットロックがキーボードの控えとは!何とも贅沢です。

 

 

ジョニーさんも、「まったく信じられない!普段は絶対に集まらないメンバーがよく

集まったね。なんだか1973年頃のキャプリコーンレコードで仕事をしているみたい

だ!」と言っていました。

こちらで、2年前のSwamp Watersのレコーディングが、その後話題にな

っていたとのことでした。だから、またレコーディングすると決まった時、このメンバ

ー以外にも有名なミュージシャン達からたくさん参加応募があったり、レコーディング

最中にマッスルショールズの地元新聞の取材を受けたり、また、何とか?と言うブルー

スギタリストから全米ツアーの申込みをされたりして、びっくりしました。

※マッスルショールズサウンドスタジオは、まだ機材がそのままだったので再度レコー

ディングすることにしました。

 

今回、チャック・リーベルが参加することを、さすがのみんなもびっくりしていまし

た。

実は、チャックが「参加したい」と言ってくれても、私はクラプトンやストーンズで

もないし、契約しているレコード会社は大手レコード会社でもありません。

当然、こちらが用意できるギャラは決まっています。渡米前は、彼の参加すると言っ

てくれたのは本当に嬉しかったのですが、実際にはどうしょうかと思っていたのです。

でも、チャックは「みんなと一緒でいいよ。」と言ってくれたので助かりました(彼は

まったくギャラの事を気にしていませんでした)。

それどころか、急遽決まったレコーディングだったために、向こうが作ってくれたチ

ャートにミスがあったり、全曲用意できなかった準備不足を、チャックが先輩ミュージ

シャン達にわかりやすいよう、私に代わって説明してくれました。

彼が助けてくれなかったら、どうなったことやら・・・・、本当に助かりました。感謝、

感謝。

 

 

3曲をレコーディングし終えた初日の夜。日本から「病気だった母が亡くなった。」

という連絡が入りました。

こちらへ来る時、微妙だった母の病状が「まだ1ヶ月は大丈夫。」と言われていたの

でレコーディングを決行したのです。もし、万が一があってもそれを承知してやってき

たので、みんなにコンソール室へ集まってもらい、レコーディングを続行することを伝

えました。

ジョニー、ポール、ミッキーは、私を弟のように支えてくれましたし、同年代なチャ

ックやジェイミーは、旧友のように勇気付けてくれました。

みんな本当に暖かい人ばかりです。ちょっと時間がある度に、代わる代わるこちらへ

やってきて元気付けてくれます。 皆さんに本当に感謝するばかりです。

本当にいいレコーディングができたと信じています。

 

 

スケジュールは次の通りでした。

7月31日  アメリカ着。

 

8月1日   マッスルショールズサウンドスタジオにて、機材のセットアップと3曲

バンド演奏をレコーディング。

 

8月2、3日 残りの曲のバンド演奏のレコーディング。そして2曲スタジオセッショ

ン。

 

8月4日   ギターソロのオーバーダビング。ボビーウィットロックのパートを録音

とセッション。

 

8月5日   ディケーターにあるダックテープスタジオへ移動。夜アコースティック

ギターを2曲音入れ。

 

8月6、7、8日アコースティックギターを2曲音入れと、スコット・ボイヤーに発音

のコーチをしてもらいながら歌入れ。

 

8月9日→10日帰国。

 

 

これ以外に、ジェイミーがクラプトンの70‘sに使っていた機材の秘密を教えてく

れたり、チャックとピンポンしたり、短い時間の中で有意義な時間を過ごせました。

 

また、アシスタントとして連れて行った息子が、レコーディングの模様をビデオやデ

ジカメに大量に収めましたので、前回以上に珍しい映像をお届けできると思います。お

楽しみに・・・。

 

 

明日は、たぶん時差ぼけしながら名古屋店にいると思います。

 

おやすみなさい。

 

 

※それにしても、さっき読んだけど、二人の四方山代筆はちっとも面白くない! 後で

二人はお仕置きダベ~ッ!

 

 [EPISODE331]アメリカを想う。亡くなった母を想う。 

Date : 2004/08/18 (Wed)

 

★アメリカを想う。

アメリカから帰って8日が経過しました。

7月31日からアメリカにいた10日間、時差ぼけと戦いながらレコーディング。毎

日、夢遊病者のようにボーッとしながらホテルとスタジオを往復していました。

今回は、全然時差ぼけが取れません。帰国する数日前の朝、ボーッとしながらアン

(ジョニーの奥さん)の料理をホテルにある電子レンジで温めて食べようと思ったら、

その使用方法を間違えてしまい、もう少しでスプリングクーラーが働きホテル内をビチ

ョビチョにしてしまうところでした。クワバラクワバラ。

 

そして、ようやく時差ぼけがなくなりかけた時に帰国。今度は日本で時差ぼけ開始。

 

ぐっと寝てしまえば時差ぼけは治るのに、深夜までアテネオリンピックで盛り上がっ

てしまいます。

皆さん素晴らしい。メダルに届く届かないなんて関係ないです。どう努力してきたが

値打ちです。

私達の世代は、オリンピックといえば、何と言っても1964年東京オリンピックが

思い出深い。

特に、人生初の金髪ショック! チェコスロバキアのベラ・チャスラフスカさんは色

っぽかった! コマネチ以降の若年化した体操界とは違い、大人の女性の演技でした

ね。

 

話は変わりますが、卓球の愛ちゃん、頑張れ!

 

 

しかし、眠い、眠い。寝てしまう。な~にもする気が起きない。 アメリカに滞在し

たった10日間で3kg太ってしまったお腹がどて~んとしています。大きくなってし

まった胃袋は、どんどん食べ物を要求してきます。早く小さくしなければ益々太ってし

まいます。やばい!

それにしても、マクドナルドのモーニングメニューにあったフレンチトースト風のバ

ーガーは美味しかった。それに、南部にあるレストランチェーン“クラッカーバレル”

の朝食のグリッツ(コーンをすったもの)、パンケーキ、スチュワートのクリームオレ

ンジジュースも相変わらず絶品。ディケーターのキャットフィッシュも美味しかったか

な?(本当は、フライの油が凄すぎて実際のさかなの味はわかりませんでした。)

 

でも、何と言っても、アン(ジョニーの奥さん)の手料理が最高だった!

彼女は、「今回のレコーディングも、毎日料理を作る。」と頑張ってくれました。ア

ンが作るヴェリー・サザーンな料理は本当に美味しかったです。特に、彼女が作ったチ

キン料理は絶品!若き日のDuaneもGreggも彼女の手料理をご馳走になってい

たんですね。本当に美味しかった!

 

ところで、アメリカ人はちょうど良い量や少なめな量では気に入らないようです。い

っぱいないと気がすまないみたい。

彼女の料理もそうでした。特に、レコーディングの2日目の夜は凄かった。アンは張

り切ってもの凄くたくさん料理を作ってくれました。その量は、メンバー全員でかかっ

てもとても食べきれません。

だから、誰も、最後に用意されたデザートのラズベリーパイに手をつけませんでし

た。

チャック、ポール、ジェイミー、Jerry、そして息子と私がお腹いっぱいになっ

て談笑していると、アンがやってきました。

 

彼女は、誰もラズベリーパイを食べていないのを見て、

アン:「もう!せっかく作ったのに~っ!!!何で誰も食べないの?食べないならもう

作らないわよ!!!」

と、彼女の怒りは大爆発!

 

全員:「シーン。」

 

みんなの無反応に、アンがさらに怒りを爆発!!!

 

チャック、ピート、ジェイミー、ポールはアンと目を合わさないようにしている。

 

Jerry&私:「ヒェーッ!アン、勿論食べるよ。ちょうど、今からいただくところ

だったんだ。なあ、息子よ。お前も食べるだろ?」

 

息子:「父さん、僕はもう食べたよ。」と皿を見せます。

 

アンは、それを聞いてちょっと機嫌が直ったかのようです。

 

 

さすが、Jerry。もくもくと平らげてしまいました。でも、私はおなかいっぱ

い。ちょっとトライしましたが、ものすごく甘いパイを食べきれません。

困ったなあ~。

 

アンがじっと私を見ています。

 

「Give up!」 とは、とても言えないし・・・・。

 

私:「アン。今、全部食べれないけれど、また後で食べるから片付けないでね。」

 

アン:「O~K。」

 

と、彼女はちょっと疑ったような顔をして台所へ戻っていきました。

 

私:「ヒェーッ!」

 

チャック、ポール、ジェイミー:「ヒューッ。ア~ア、ビックリした。」

と、全員が安堵感いっぱい。

 

息子:「アンさん、凄く怒っていたね。英語がわからなくても、彼女が怒っているのは

理解できたよ。でもさすがJerryとお父さん。ちゃんと食べたね。」

 

私:「当たり前だろ。お父さんたちのためにせっかく料理してくれているんだから。残

したら怒るに決まっているよ。」

 

Jerry:「このプロジェクトの本当のボスは彼女かもしれない。」

 

全員:「間違いない!」

 

 

というわけで、Jerry、私、そして息子の胃袋は大きくなってしまいました。今

も大きいままです。

 

こうやって四方山を書いていて、ようやくアメリカへレコーディングに行った実感が

沸いてきました。

 

 

 

★亡き母を想う。

読者の皆さまから、母へ優しいお悔やみのメールをたくさんいただきまして、本当に

ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。

 

母のことは、今年6月に先生から「母がガンを患っていること。そして寿命はもって

年内。」と告知されて覚悟をできていました。でも、現実となった今でも正直言ってま

だ母が亡くなったことの実感はありません。

先生から「今年いっぱい」と告げられましたが、85歳という高齢なためか、7月に

入って様態が急変し、一時は危篤状態に陥ってしまいました。

その時は持ち前の力でまた元気になってくれて私達を安心させてくれました。その後

も、母の様態はどんどん回復して、レコーディングへ行く行かないを決める7月25日

の頃は本当に元気になってくれました。

先生から「8月いっぱいは大丈夫かも?」というお話をいただき、兄弟からも「アメ

リカへ行って来い。」と後押しされて、行くことを決心したのです。

今思い返すと、母は最後の力を振り絞って元気なところを見せて、「行って来い。」

と後押ししてくれたんだなと思います。

 

母は、私を産んで長い間入院していましたが、徐々に元気になり、50代から70歳

代の頃は“出たきり老人”と言われるぐらい、アメリカやヨーロッパへ旅行し、後年は

奈良のお偉いお坊さまたちと一緒にインドや中国を旅していました。本当に幸せそうで

した。

今は、たぶん向こうの世界を興味深く見て周っていることでしょう。

 

 

 

[EPISODE332]名古屋店を運営。乱闘事件! 

Date : 2004/08/18 (Wed)

 

今週は、月曜日から岩永が夏休みで名古屋店を運営しています。

さっそく、ポニりん、そば屋のルー君、エマニエル君など馴染みの顔ぶれがやってき

ます。

夕方、高ちゃんと話していると、阪神タイガーズのHさんがやってきました。

 

Hさん:「こんにちは!わっはっはっ!」

 

私:「思ったよりも早く着いたね。」

 

Hさん:「これでも、大阪を出る前、マーシャルに繋いでレスポールを弾いていたんで

すよ。」

 

私:「相変わらずあのでかい音で?」

 

Hさん:「そう。」

 

私:「何も苦情来ないの?」

 

Hさん:「全然。」

 

高ちゃん:「大阪では、阪神の人は免罪符があるのかな?」

 

Hさん:『まあ、「ストレスがたまっているんだな。」とでも思って見逃してくれてい

るんでしょうね。』

 

高ちゃん:「ところで、練習は?」

 

Hさん:「もう選手ではないので練習はしません。」

 

高ちゃん:「たしかに。今回は中日戦でやってきたの?」

 

Hさん:「そうなんです。明日から3連戦。今年の中日は強いですから・・・・。」

 

高ちゃん:「そういえば、先々週、広島戦で乱闘があったでしょ?」

 

私:「へ~え。」

 

Hさん:「そうなんですよ。社長がアメリカにいた時ですよ。檜山がデットボール喰ら

ったんですよ。」

 

高ちゃん:「テレビ観ていたら、Hさんが真ん中にいましたね。」

 

Hさん:「そうなんですよ。檜山の顔にボールが当たったんですよ。」

 

私:「それで?ワクワク!」

 

Hさん:「頭来て、すっ飛んでいってキャッチャーを怒鳴りつけたんですよ。そうした

ら、向こうのベンチからどっと出てきました。まあ、乱闘の火種を作ってしまった訳で

すわ。わっはっは。」

 

私:「退場になった?」

 

Hさん:「いや、そこはうまく逃げました。」

 

高ちゃん:「みんながもみ合いしている下で、檜山が倒れていたね。」

 

Hさん:「そうですか?」

 

高ちゃん:「誰も助けなかったみたい。」

 

私:「見たかったな。」

 

Hさん:「檜山の事はトレイナーが見るので、我々は行け!行け!ですよ。」

 

高ちゃん&私:「なるほど。」

 

Hさん:「ところで、社長のレスポール見せてくださいよ。」

 

私:「約束どおりに、ちゃんと持ってきたよ。」

 

Hさん:「ネック太いですね。」

 

私:「そうかな? 今、Duaneモデルばかり弾いているので細く感じるよ。」

 

Hさん:「社長、このレスポールをアメリカへ持っていったんですか?」

 

私:「そう。今回は絶対に自分のレスポールで録音したかったからね。だから、輸送中

にネックが折れたり、盗られたりすることを覚悟して持っていったんだよ。航空会社が

保障するのは500から2,000ドルだけだけど、何もなくてよかった。」

 

Hさん:「よ~く、持って行きましたね?」

 

私:「野球の選手がバットをケチらないでしょ。それと同じ。」

 

Hさん:「アンプは?」

 

私:「ジンキーにアメリカ仕様のKISHIDA道場と四方山アンプを作ってもらい使

ったのと、それとジョニーから‘59ツィードを借りたの。今流れているのが四方山ア

ンプを使った曲。」

 

Hさん:「いい音してますね。」

 

私:「でもね、実は、最初の3曲をジンキーアンプで録音したら、音が若すぎて使うの

を断念せざるをえなかったんだよ。」

 

Hさん:「へぇ~っ。」

 

私:「それで、その後はベースマンを借りて録音したの。」

 

高ちゃん:「じゃあ、どうしてジンキーアンプを使うことにしたんかい?」

 

私:「“セレブレーション”というハードな曲の時にベースマンでは音が軽いという事

で、もう一度使ってみることにしたの。でも、音は良くなっていたんだけど、やっぱり

エッジが利き過ぎて使えなかった。そこで、ジョニーのアイディアで古いマーシャルの

スピーカーキャビネットを使ってみたら、耳障りな音がなくなって使うことができるよ

うになったのです。」

 

Hさん:「レコーディングって難しいんですね。」

 

私:「そう。ライブでは新品のアンプでも問題なかったけど、レコーディングにはちょ

っと若すぎたみたい。特に新しいスピーカーはすぐにレコーディングでは使えないね。

それはわかっていたので、今回使ったアンプを事前にアメリカの仲間に弾いてもらって

いたんだけどダメだった。こちらのアンプを持っていけばよかったかもしれない。」

 

高ちゃん:「まあ、しょうがないんじゃない。」

 

私:「ん。なんとかレコーディングに使えたしね。」

 

Hさん:「このレスポール欲しい!」

 

 

 

 

昨日は、エマニエル君が昨日、一昨日に引き続いて連日やってきました。

エマニエル君:「こんちは!」

 

私:「あれっ?まだ神戸へ帰らないの?」

 

エマニエル君:「今週いっぱい、名古屋にいます~。」

 

私:「また使ったな、エセ関西弁!」

 

エマニエル君:「そうどすか~?」

 

私:「おっ!今度はエセ京都弁。」

 

エマニエル君:「・・・・。」

 

私:「もう、眠いから閉店!」

 

エマニエル君:「これだ!」

 

 

[EPISODE333]ジンキーアンプ(KISHIDA道場)がテレビに映っ

た。

Date : 2004/08/20 (Fri)

 

★ジンキーアンプ(KISHIDA道場)がテレビに映った。

今朝(8月20日)、テレビの芸能ニュースを見ていたら、見たようなアンプが映って

いた。ジンキーアンプだった。なんだか嬉しい!

 

 

☆ヨネミツ君からのメール

めざましテレビ見てたら、○○さんのステ―ジにナンシ―アンプが映ってましたよ。少

しづつ浸透してますね。来週の火曜まで名古屋にいるんですが、お店にはいますか?

それまでに一度顔出しますんで。彼のストラップも赤ナンシ―でしたね。ということは

あのブロンドのテレも…。

※そう。あのテレは、瀬戸内のドンさんが狙っていたの。

 

☆ティーチャー田中さんからのメール

こんにちは!田中です。四方山アンプ快調に鳴らしています。ところで今日の朝の芸能

ニュースで○○さんのライブの様子をやってましたが、なんとそこに四方山アンプが!

以上、報告でした~

※KISHIDA道場です!

 

 

 

★チャック・リーベルから優しいメールが届きました。

Kunio…it was wonderful to play with you, and also to see and play with some

of my old friends in Shoals.

 

I know it was a difficult decision for you to come there knowing of your

mother’s illness. But I believe you did the right thing…and I’m sure that’s

what your mother wanted, for you to come and make your music. I lost my own

mother about ten years ago, and know how difficult it is to go through that.

 

It was an honor to play the song for your mother, and I’m grateful to you for

allowing be to be a part of it.

 

I trust you and your son Masao had a safe journey home, and I know that your

family was glad to see you.

 

Maybe if the Stones tour again next year I can see you in Japan. Until then,

take care and all the best!

 

Your friend,

 

Chuck

 

 

 

[EPISODE334]冷静に振り返ると・・・・、 

Date : 2004/08/24 (Tue)

 

今日(8月23日)は、日帰りで大雨の中を名神高速・山陽自動車道を走って兵庫県

まで配達へ行きました。

雨のために景色をゆっくり見ることは出来ませんでしたが、アメリカから帰ってずっ

と忙しかったので、なんとなく気分転換ができました。

 

 

★冷静に振り返ると・・・・の巻。

明日(8月24日)は、遅い夏休みを取ってのんびりするつもりです。

ここのところ、レコーディングから日を追うごとに冷静さを取り戻してくると、持ち

帰った4曲以外の曲がどういうふうに仕上がったか?不安になってきました。

幸い、ジョニーのアシスタントがレコーディング模様を録音してくれていたので、明

日にそのCDR6枚をじっくり聴いて、その時の状況をできるだけ思い出すことにしま

す。

ちなみに、まだ10数本撮影したビデオは見ていませんので、そちらも見るチャンス

があったら見てみようと思っています。

 

でも、今一番不安に感じているのは、私がそれぞれの曲にどんなソロを弾いたか?ま

ったく覚えていないことです。

本当に不思議です。一曲一曲、納得しながらソロを弾いたはずなのですが・・・・、それ

がまったく思い出せないのです。

 

残念な事に、それらのCDRにはギターをオーバーダビングしたデータが入っていな

いのです。

昨日もジョニーへ電話して私のギターソロに問題なかったか?具体的に聴きました。

彼もJerryも「問題ない。」と言ってくれていますが、数週間後に送られてくる

トラックダウンを聴くまで心配です。

もし、その出来に納得できなかった場合は、再渡米して納得の行ったギターソロを録

音し直そうかと思っています。

 

今、忘れてしまっている私が弾いた全てのギターソロが、それぞれに納得のいったレ

ベルの出来でありますように・・・・。

つづく。

 

 

 

★ABさんはワールドクラスの巻!

ABさんからのメール:「ご無沙汰しております。さっそくですが、明日からアジアの

数カ国で仕事なので、暫く日本を留守にします。また逢う日まで・・・・。」

 

私の返信:「おっ!ABさん、しばらくぶりのメールですね。暫くと言わずにずっと行

っててください。ABさんはワールドクラスです。詳しいことは次回の四方山を待

て!」

 

ABさん:「ウッ××。相変わらずでんな~!明日から行くので、今日中に書かないと

読めましぇ~ん!!!」

 

私:「向こうでも読めるでしょ。わかった!ABさんは電気のないところへ行くんだ。

そんな奥地へ行ってどうするの?アジアンタイガーに食われないようにね。じゃあ。」

 

ABさん:「これだ!」

 

私:「こうやってABさんのことを書くと、ABさんって良い人に感じるなあ。まあ、

いいか。四方山上では良い人で通して置きます。」

 

ABさん:「私は、場を読めないし、クドイけど、本当はいい人なのよ~。」

 

私:「わかった、わかった。そのことはTTBのメンバーに聞いてよ。人生経験未熟な

ヨネミツ君だってわかっているよ。」

 

ABさん:「・・・・・。」

 

私:「じゃあ、しょうがない。“ABさんはワールドクラス!の巻”を話しましょう。」

 

ABさん:「当然。」

 

私:「その・・・・、その態度が人によっては感に触るんだよ。よく考えようね。」

 

ABさん:「わかんない!」

 

私:「・・・・。」

 

ABさん:「それから、それから。」

 

私:「まだ何も話していないよ。」

 

ABさん:「まあまあ。」

 

私:「僕は貴方のよき理解者だけど・・・・、まあいいか。」

 

ABさん:「そいでそいで?」

 

私:「そこは、アラバマ州はバーミングハム市。Jerryが日本語を習っているナオ

コさんと電話でお話しました。なんと彼女の苗字が“AB”だったのです。おしま

い。」

 

ABさん:「たったそれだけ???」

 

私:「十分でしょ。あのアラバマでだよ!日本人がほとんどいないアラバマでだよ。唯

一お話した人の名前がABさんだって、信じられないよ。」

 

AB:「それが??」

 

私:「だから、その人にまったく関係ないことなんだけど・・・、ディケーターというアラ

バマの片田舎で、気分よくスコットボイヤーとカウボーイの曲やメリッサをセッション

している時に、ABさんの名前を聞いていきなり貴方の顔がアラバマの空に出てき

た。」

 

AB:「それって、私のことが好きってこと?」

 

私:「ハイハイ。どうぞ、明日からアジアの奥地へずっと行ってらっしゃい!」

 

AB:「That! That! That!(あれ!あれ!あれ!)」

 

 

[EPISODE335]レコーディングの四方山CDRと四方山ビデオ 

Date : 2004/08/25 (Wed)

 

今日は8月25日。昨日からずっと家にこもってレコーディングセッションのCDR

6枚(通称:四方山CDR)をチェックしました。

どの曲も素晴らしい演奏なので、思わず聴き入ってしまいました。ジョニーからトラ

ックダウンしたCDRを送られてくることが待ち遠しいです。

そして、さっきから息子が撮影した20本以上あるビデオ(通称:四方山ビデオテー

プ)をチェックし始めたところです。

懐かしい!! たかだか20日ぐらいしか経っていないのに、ずっと昔のことのよう

に思えます。

今見ている初日のテープには、みんながやってきて久し振りの再会を喜んでいるとこ

ろが映っています。

勿論、ジェイミーオルディカーがジョニーから借りたグレッチドラムを試しに叩いて

いたり、チャックリーベルはピアノのチェックに余念がありません。

今回初参加のピートカーはストラトを持ってきました。

ピートもアワーグラスの元メンバー。当然DuaneやGreggの仲間です。19

80年代初頭のサイモンとガーファンクル再結成のニューヨーク公演や日本公演で演奏

していました。今回、私のアルバムでは考えられないアーミングが聴こえたら、それは

ピートです。ピートは、前回参加してくれたリズムギターのジミージョンソンと違っ

て、結構私のギターに絡んできてくれます。なんだか勝気なピートは楽しい!

そうだ!最初から見ていると時間がなくなってしまう。

 

とりあえず先に4日目ギターのオーバーダビングデイのテープをチェックしなければ

ならないのを忘れていた。

この日だけで6本ビデオテープがある。“都は遠いなあ・・・。”(目的地が遠い)

1本目のテープには、Celebration/Sadnessが入っていました。

この曲は、ちょっと前にハードロックがやりたくてヤードバーズをイメージして作曲

したのです。前回同様ジョニーにフェンダーストラト‘63sbを借りて弾きました。

そして、オーバーダビングの日、ジョニーがもっとヘビィなギターソロの方が良いと言

うので、レスポールを使ってリードソロをオーバーダブしたんだった。今思い出した。

 

今回は、この曲に限らず結構ブリティッシュ色の強い選曲をしました。ただ、アラバ

マの田舎で南部のミュージシャン達とレコーディングしているので、そう聞こえるかど

うかわかりませんが・・・・。

前回のSwamp Watersは、最初のソロアルバムということでもあり、南部

色以外は極力好きなミュージシャンの影響が出ないような選曲と演奏を心がけました。

でも、今回は自分の自然な気持ちを素直に表現したいことと、影響を受けた音楽との差

別化にあまり捉われなくなったので、アメリカン、ブリティッシュ系関係なく選曲演奏

もしました。

 

 

この日は3時間しか寝ていなかったことと、まだ右手首の腱鞘炎の痛みがあり、イー

ジーミスの連続です。今聴いても耐えがたい。どんどんド壺にはまって行きます。やり

直すたびに簡単なリフすら間違えてしまうようになりました。

ビデオを撮っていた息子が一言。

息子:「まだ1曲目だよ。こんなに時間がかかって本当に今日中に終わるの?」

 

私:「大丈夫。」

 

息子:「本当に大丈夫かな???」

 

私:「親を信じろ。徹夜しても必ず終わらせるから。」

 

息子:「・・・・。」

 

この息子の一言で目が覚めました。その後は、1回目でソロを決めると決心してから

ほとんど失敗が少なくなりました。

 

 

次にバンドバージョンのNagoya city womanが入っていました。

この曲は、16年前に名古屋へ戻った時に作った曲です。今回レコーディングした曲

の中では一番古い曲なので、オリジナルのバンドバージョンとアレンジし直したアコー

スティックバージョンと二種類用意しました。

バンドバージョンを歌ってみてましたが、若いときに作曲したこともあり、どうも今

の自分の気持ちとマッチングしません。アコースティックバージョン(7/3ボトムラ

インメトロ館で演奏)のほうを採用することにしました。

でも、そのバンドバージョンの演奏もリードソロも聴くとなかなか良いのです。みん

なはボツにするには惜しいと言うし・・・。どうしようかと思っていたら、Jerryとジ

ョニーのアイディアで、バンドバージョンの歌は私ではなく息子に歌わせることにしま

した。

 

その次に入っていたのはDrive me crazyです。

この曲は、素敵なんだけどとても危ない女性に振り回されているダムダム弾に当たっ

たような仲間に捧げた曲です。

彼の話では、「とにかく彼女は若くてキュート。毎回、今度会ったときに別れようと

思ってもキュート過ぎて別れたくても別れられない、ただただ振り回され続けるばか

り。」ということです。 ちょっと怖い気もしますが、同じ男として羨ましい!! ね

え、F兄! 失礼、まああなたは必要ないか。

当初、この曲ではスライドソロを予定していたのですが、まったく気に入ったフレー

ズが浮かんでこなかったので最後の数小節だけスライドを弾いて、あとは普通のギター

ソロにしました。

その他、Right placeでは、弾いたつもりもなかったスライドのオブリが

入っていました。まったく記憶がなかったので、これにはちょっとびっくり。

 

まだ、数本しかビデオテープを見ていません。 このままでは今夜も徹夜??そう考

えたら疲れた。今日はこれで終わり。

 

 

☆ポールホーンズビーさんからのメール

Hey Kunio, Thanks for sending the pix. It was a pleasure working with you

again. Also, a pleasure meeting your son. You played great. I know you were

under a real strain but you showed much courage. I know you’ll be rewarded by

having a great

album. Take care. Paul

 

※今回もメンバーはじめスタッフの皆さんに支えられて最後まで演奏できました。ビデ

オでみていても皆さんの優しさが伝わってきます。本当にありがとう。

 

 

☆ロッキー佐々木君からのメール

今晩は。”定禅寺ストリートジャズフェス in仙台”の出演ありがとう。予定が決ま

りましたので送ります。今回は、Jerryさんがこのためだけに来てくれるとのこ

と。嬉しいです。

 

演奏予定

第1回目: 9月11日(土)15:10~15:50  市民広場の特設会場

 

第2回目: 9月12日(日)14:00 Open 14:30 Start~16:00 国分町ライブハウス

HEAVEN(時間確定・詳細これから)

 

以下は、永野さんへジェリーさんの出迎えなどのことで電話したときの返信メールで

永野さんのメール:「おはようございます。もうすぐですねえ。わくわくわく、どきど

きどきです。heavenの詳細決まり次第教えてくださいね。JERRYさんの食事

ですが、嫌いなものはないようですが、食べたいもの、好きなものはなんなんでしょ

う?和食がいいとは思うのですが、和食といってもいろいろ・・・・・おしゃれで小綺

麗なところ、こちゃっとしたふくむらみたいな小料理屋、、、それとも焼肉屋さんとか

すし屋とか、、、、そんへんのところ、岸田さんに聞いてみて下さいね。このところず

っと寝不足なのですが、ますます、ハイな気分になりさらに寝不足です。夜な夜な、k

uniokishida関連のホームページを開いて楽しんでいます。トリマキを見て

も、仲間を見ても、違う世界の人達、岸田さんと出会わなかったら、テレビや活字だけ

でしか見かけることのない、雲の上の方々がグーット近くなって・・・・・あーあ、今

夜も眠れない。

 

※今回は、仙台のジャズフェスに出演できる事になり張り切っています。仙台の仲間に

誘発されて作曲し、アメリカで録音してきたSendai(仙台のテーマ)も演奏する

つもりです。そして、もし時間が余れば他の新曲も演奏するつもりでいますので、お楽

しみに・・・・。仙台方面の皆さん、お会いできる事を楽しみにしています。

永野さん、まだポニりん、阿部さんに会っていないよ。ちなみにJerryは何でも

食べます。

 

 

[EPISODE336]バキバキした音! 

Date : 2004/08/26 (Thu)

 

昨日は、結果的に家から一歩も出ないでレコーディングの四方山ビデオを見ていまし

た。

さすがに、全部見れることができなかったので、今夜ボニーブラムレットさんが映って

いる4本を見る予定です。

ビデオを見過ぎて目の奥は痛い!しかも、腰、肩も痛い!!!!!でも楽しい!

 

冷静にビデオを見ると、スタジオで大爆音で鳴っているレスポールやストラトの凄さ

に我ながら圧倒されてしまいました。

まさに“極太の妻”な音。バキバキ!と大木が割れるような凄みのある音。しかも、

いつも日本で聞き慣れた音よりも、もうひとつ突き抜けている感じがします。小さなス

タジオでは絶対に出せない、いや出ない音です。

現場では、ヘッドホーンを付けながらこの大爆音で弾いていたので、あまり感じませ

んでしたが、改めて聞くと実に凄い。ビデオの収録マイクでこれだけ凄いんだから現場

で聞いた人はもっと凄く感じたことでしょう。

実際に、これぐらい大爆音で鳴らして録音しないと、ギターの本当の良さや本質を圧

縮されたCDでは味わえないような気がします。

 

アンプ軍団も頑張っています。四方山アンプ・KISHIDA道場やツィードベース

マン‘59は、持ている力を最大限に発揮してギターの音に応戦している感じです。ま

さに悲鳴に近い音。

ジョニーが、「レスポールの凄い音に、ベースマンのスピーカーの動きが追いついて

いない!」とびっくりしていました。

 

 

ここでいきなりサドンデス。 明日は、また配達で店にいません。

 

つづく。

 

 

 

☆ジョーサトリアーニの紹介で、世界的に超有名な二人のギタリストにギターを販売し

ました。

ちょっと、お話をすることを忘れておりましたが、アメリカにいる間にジョーに頼ま

れて世界的に超有名な二人のギタリストにギターを販売しました。

それも同日のことです。午前中には、カルロスサンタナにフェンダーST‘65キャ

ンディーレッドを販売しました。 彼は、今度のアルバムにヴィンテージストラトを使

いたいということで頼まれていたのです。

そのギターは、ちょっと前まで、webに載せていたものです。肘が当たったところ

が少し剥げていて、下地が見えているギターです。2ストリングガイドになっていたも

のです。

もし、彼が赤いストラトを使っている写真が出てきたら、たぶんこのギターです。

 

次に、パートナーがジョーと一緒にある有名なギタリストのコンサートへ招待された

時のことです。

その時にST‘56~7を見せてくれと言われて持参したのです。

見せたところは、バックステージではなく彼しか入れない彼のドレスルームでした。

本人はそれをすぐ気に入って商談成立したそうです(本当は、そのギターは今月はじめ

に日本へ送ってくるはずだったのです。送金も済んでいるのに・・・・)。

 

二人から、「マッスルショールズからすぐに飛んで来い」って言われましたが、それ

は無理な話。残念。その人とは、今度日本で会えるといいですね。

ちなみに、彼はヴィンテージストラトを買ったのは15年以上ぶりだったそうです。

彼に15年以上付き添っているギターテックや彼にエンドースしているメイカーの担

当者は、非常に驚いていたそうです。

 

まさに、スモールワールドですね。

 

 

■ [EPISODE337]四方山3話! 

Date : 2004/08/31 (Tue)

 

★その1)Hさんが大阪からやってきた!の巻

 

8月30日、ROOM59にて。

 

バキ、バキ、バキーッ!!!

 

Hさん:「社長!いいすわ~。このレスポールのバキバキした音は気持ちいいすね~。」

 

私:「でしょ~!ちょっと弦に指が触れただけでガ、ガ、ガ、ガッと音が鳴ってしまう

ぐらいの大音量で弾いているんですよ。」

 

Hさん:「え~えですわ~。興奮しますね。まるで、9回裏2アウト満塁にバッターボ

ックスへ立った時のようです。」

 

私:「ブルブルッって来ちゃうでしょ。じゃあ、今度はこのラフミックスのCDを聴い

てみて。」

 

Hさん:「この音もすごいいいんですが、同じテイクですかっ?」

 

私:「そう。」

 

Hさん:「随分優しい音になりますね。」

 

私:「そうなのよ。CDはなんど聴いても飽きない音にミックスするから、実際の音と

はちょっと違うの。でも、昔からレコードで聴くレスポールの音でしょ。」

 

Hさん:「そうですね~。クラプトンやツェッペリンも昔は大音量で録音していたんで

すね?」

 

私:「そうだと思います。人によるけど、大音量じゃないとこれだけ深い音を録音でき

ないと思うよ。実際に体験してみて確信を持てたのです。」

 

Hさん:「へ~っ。このビデオ欲しいな。」

 

私:「そのうちね。」

 

Hさん:「CDとは別に、このビデオはギターキッズに売れるんじゃないですか?」

 

私:「そうですかね。ビデオカメラのマイク収録じゃあ、しょうがないんじゃない?」

 

Hさん:「これで、十分ですわ~っ。遠征の時に持って行きたい!」

 

 

と、Hさんは帰って行きました。ドラゴンズとの試合がんばってください。

 

 

 

★その2)自分の意見を胃液で消化する男の巻

 

私:「来(こ)やーたね。」

 

ルー君:「あれっ?ポニりんは???」

 

私:『さっきまでいたけど、「待っとれん!」と帰っていったよ。』

 

岩永:「今日は、やけに名古屋弁の連発ですね。」

 

私:「ポニりんの代役をやっとるの。」

 

ルー君:「なーんだ。あれだけ待っとってねと言っておいたのに・・・・、薄情もん。」

 

私:「そういえば、ポニりんが自分のライブをDVDにして持ってきたよ。」

 

ルー君:「見よう、見よう。」

 

私:「持って帰った。」

 

ルー君:「なーにーっ!」

 

私:『ポニりんが、「どうせ見せてもよう、あのおっさん、何も言わずに腹の中で思っ

とるだけだから嫌なこった!」と言っとったよ』

 

ルー君:「うふふふふ。」

 

岩永:「くっくっくっ。」

 

私:「ルー君は、自分の意見を胃液で消化するからな~っ。」

 

ルー君:「なんのこっちゃ!」

 

今井さん:「くくくくくっ。こんどソバを食べに行きます。」

 

私:「ナンシーの会員と言えば、安くなるからね。」

 

ルー君:「・・・・。」

 

私:「あっ、また胃液で消化したな!」

 

今井さん:「くっくっくっ。」

 

 

 

★その3)昨日の帰りは・・・・。

 

2話書いたら疲れたので、これで終わり。

 

 

 

■ [EPISODE338]秋の夜長のライブスケジュール2004!

Date : 2004/08/31 (Tue)

 

先ほどは、ボタンを数回押してしまい、何度もメルマガを配信してしまいました。ゴメンなさい。

 

ミスター長崎さん、ナンシーを出たら電話します。

 

 

 

★★★★★ 秋の夜長のライブスケジュール2004! ★★★★★

 

 

★”定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台”

 

9月11日(土)13:10~13:50 市民広場特設ステージ

 

9月12日(日)14:00 Open 14:30Start~16:00 ライブハウスHEAVEN

022−268−2771 ¥2000(1D付き)

 

※その他この両日にシークレットライブの予定あり!?

 

Kunio Kishida & The Swamp Waters

G&Vol: Kunio Kishida

 

B&Vol: Jerry Wasley Jr.

 

Drum : Bamboo Takeuchi

 

 

 

★10月1日(金)横浜ライブハウスSomeday の柿落としライブ

横浜市旭区二俣川1−45−59 7番館ビル2階

横浜から、相模鉄道で急行で1駅(10分)二俣川駅下車北口方面 徒歩1分です。電

話 045−365−3671ですが、まだ、内装工事中ですので、お問い合わせは株

式会社ハマヤ045−367−3697、または090−2318−6473谷口まで

お願いいたします。

 

※光栄にも、新規オープンのライブハウスSomedayさんの柿落としにご指名いた

だきました。頑張ります。皆さん遊びに来てくださいね。

 

Kunio Kishida & The Swamp Waters

G&Vol: Kunio Kishida

 

Bass : Yoshihiko Abo

 

Drum : Hitoshi Iwata

 

※サポートメンバー予定あり。

 

 

 

★11月4日(木)Bottom Line Nagoya

 

Kunio Kishida & The Swamp Waters

G&Vol: Kunio Kishida

G&Vol: Takayasu Takase

Bass : Atushi Isaji

Dr&Vol:Bamboo Takeuchi

サポートメンバーの予定あり

 

※元Dickey Betts and the Great Southernのドラマー・マークグリーンバークが結成し

たJamband”Pimp the Cat”(ピンプザキャット)のオープニング

ゲストとして7時から演奏します。

 

 

 

 

■ [EPISODE339]今月23日、ナンシーは満16歳。これからもよろしく! 

Date : 2004/09/02 (Thu)

 

ついに9月。23日はナンシー開店満16周年を迎えます。思えばあっという間の1

6年。皆さん、これからもよろしくお願いいたします。

 

先日配信しました“秋の夜長のライブスケジュール2004!”の中で、9月11日

の演奏時間が間違っていました。申し訳ありませんでした。再度お知らせさせていただ

きます。

 

★★★★★ 秋の夜長のライブスケジュール2004! ★★★★★

 

★”定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台”

 

9月11日(土)15:10~15:50 市民広場特設ステージ

 

9月12日(日)Open14:00 Start14:30~16:00

場所:ライブハウスHEAVEN 022−268−2771 ¥2000(1D付

き)

※その他この両日にシークレットライブの予定あり!?

 

Kunio Kishida & The Swamp Waters

G&Vol: Kunio Kishida

 

B&Vol: Jerry Wasley Jr.

 

Drum : Bamboo Takeuchi

 

 

★10月1日(金)横浜ライブハウスSomeday の柿落としライブ

横浜市旭区二俣川1−45−59 7番館ビル2階

横浜から、相模鉄道で急行で1駅(10分)二俣川駅下車北口方面 徒歩1分です。電

話 045−365−3671ですが、まだ、内装工事中ですので、お問い合わせは株

式会社ハマヤ045−367−3697、または090−2318−6473谷口まで

お願いいたします。

※光栄にも、新規オープンのライブハウスSomedayさんの柿落としにご指名いた

だきました。頑張ります。皆さん遊びに来てくださいね。

 

Kunio Kishida & The Swamp Waters

G&Vol: Kunio Kishida

 

Bass : Yoshihiko Abo

 

Drum : Hitoshi Iwata

※サポートメンバー予定あり。

 

 

★11月4日(木)Bottom Line Nagoya

 

Kunio Kishida & The Swamp Waters

G&Vol: Kunio Kishida

 

G&Vol: Takayasu Takase

 

Bass : Atushi Isaji

 

Dr&Vol:Bamboo Takeuchi

※サポートメンバーの予定あり

 

※元Dickey Betts and the Great Southernの元ドラマー・マークグリーンバークが結成

したJamband”Pimp the Cat”(ピンプザキャット)のオープニン

グゲストとして7時から演奏します。

 

 

 

さて、今日(9月1日)は昼に起きてから、Duaneモデルとストラトを弾いて、

仙台で演奏する曲選びとそのイメージトレーニングをしていました。

先月は、新曲ばかり演奏していたので、この2年間演奏し続けたSwamp Wat

ersの曲がなんだか懐かしく思えます。それに、なぜか前よりもスラスラ簡単に弾け

ます。楽勝です。これなら、ステージごとに曲を変えても問題無さそうです。近々にJ

erryとドラマーのバンブーへ演奏予定曲をメールで知らせるので、彼らは30曲ぐ

らいの曲リストを受け取って、きっとびっくりするだろうな・・・・。

 

 

それから、仙台にいる2日間で何回か演奏するため、いつもより多くギターを持って

いくつもりです。最近4弦をよく切るので不安なのです。かといって弦を張り替える時

間もないし・・・、どのギターをお供に持っていくか決めることにしました。

野外ステージは、今回のメインステージなのでDuane LP、ライブハウスでは

テレかストラトを併用しますか。それとも、ES335、ディッキーさんLPgtモデ

ル・・・・、LPjrやLPstd‘52もいいな。迷う!!! アンプは勿論、Kish

ida道場。

 

 

と、考えている時、 ピンポン!

おっ、誰か来た。ベルボトム佐藤さん?F兄?(脈略なく名前を出すと本人はドキッ

とするらしい。面白い!)、それとも、先日アメリカから帰って来たばかりのお気楽坂

本さん????? ベルを押した主は宅急便の人でした。

 

仙台の永野お嬢から、“14th定禅寺ストリートジャズフェスティバルin仙台

2004 9月11日12日”のTシャツとパンフレットが届きました。

さっそくパンフレットを見ることにしました。

それにしても、す、すごい参加バンド数。 参加バンドは666グループ。ステージ

数は88ステージ。同日は、これ以外にもライブハウスや居酒屋でも演奏するのでしょ

う。凄すぎる!一体どれだけの人が観に来るのでしょう? 羨ましい!まさに音が溢れ

るニューオリンズのバーボンストリートみたい。名古屋でもこの手の祭りをやればいい

のに・・・。

 

私は、前にもお話しましたが、演奏するのも好きですが、演奏を聴くのも好きです。

このパンフレットによると、ジャンル別に演奏場所がある程度決まっているようなの

で、演奏していない時は他のバンドを聴きに行くつもりです。

ジャズフェスのホームページは、www.j-streetjazz.comです。一度見てみてくださ

い。

 

 

 

☆元ジャズフェス出演者、現大阪住人さんからのメール

今晩は。定禅寺ジャズフェスに出演されるんですね。是非時間を作ってでも町中のあ

ちこちに設けられるステージをご覧になってください。本当に面白いですよ。ジャンル

も色々あって。

それはそうと、あぁ~あ、その56~7のストラトは僕のモノになるハズだったの

に…。という冗談は置いといて(笑)、著名なギタリストがヴィンテージギターを使っ

てくれると、今以上に、単に骨董的価値だけではなく、楽器として正当な評価がヴィン

テージギターになされるように思います。ところで、56~7のSTを買われたのはヴ

ァイですか?それでは! 大阪住人

※ヴァイッ!いやブーッ!その人は、ヴィンテージギター、特にレスポールとメイプル

ネックのストラトを世界中に流行らせた張本人!

 

 

☆大阪住人からのメール2)

いやぁ、ナンシーの顧客リストにとうとうギターの○様が名を列ねましたかぁ。何か

感慨深いですねぇ(って僕が感慨に浸っても仕方ないんですが(笑))。ヴィンテージ

ギターフリークからすると、とにかく、再びヴィンテージギターをメインに使ってくれ

るといいですね。 大阪住人

※たぶん使いますよ。特にレコーディングにはね。あの人は買ったら必ず使う人です。

それに、カルロスサンタナと、その人はナンシーのレアバード会員に登録しましたの

で、ナンシーライブへ出る権利があります。11月に開催予定のナンシーライブ名古屋

に誘ってみますか。

 

 

☆東京住人からのメール

凄いですね。まあ二人にはまずはセッションタイムから始めて貰いますかね。この二

人の隣でも、仲さんはガンガンとオブリを入れてしまうのでしょうか??

※間違いない! 彼は平気で二人の特徴あるフレーズを弾いちゃうと思いますよ。タッ

タタララ、タッタタララ!

 

 

☆Kegawaya3からのメール

毎度有難うございます。ご無沙汰してます。[EPISODE332]の四方山見まし

た。阪神のニンニンコーチさんが岸田さんのナンシーレスポールを欲しい様ですが、あ

のギターはいつか僕がゆずっていただきますのでお売りにならないで下さい。 Keg

awaya3

※誰にも占い!いや、売らない!

 

 

☆謎の名古屋嬢さんからのメール1)

今晩は。最近、In Stant Monkのドラマー須田さんがコピーしてくれた

ボズ・スキャッグスの60年代後半のアルバムで、バックをデュアン・オールマンほかマ

ッスルショールズで活躍していたスタジオ・ミュージシャンがやっている作品を聴いて

ますが、これがよい!AORなんて全然興味ないんですが、この頃のボズは熱かったん

ですね。

※何を隠そう、私がマッスルショールズへレコーディングに行ったのは、ボズの強い影

響があったのです。それを知らない貴方はヤング!

 

☆謎の名古屋嬢さんからのメール2)

えっ!そうだったのですか?素晴らしいですね。そして、いつかマッスルショールズ

へレコーディングに行きたいと思っていらして、それを実現された事は本当に励みにな

ります。それも2度も!これからも、ますますご活躍下さいね。

※30年以上かかってしまいました。たぶん、皆さんを代表して行っているだけだと思

います。ところで、11月4日のボトムラインのライブは是非来てくださいね。

 

☆謎の名古屋嬢さんからのメール3)

岸田さん、メール、ありがとうございます!ますますのご活躍、素晴らしいですね

In Stant Monkのメンバーさんにもお伝えしておきますね。それは必見で

すね~。楽しみにしています。

※先日レコーディングした新曲も予定しています。お楽しみに・・・・。

 

 

☆東京住人からのメール

岸田さん、こんばんは。東京でもライブやって下さいよー!

私は、やっとキーボードと連絡ついたら非常に前向きで、アメリカから帰国してから

たぶん月末か10月くらいからリハーサル出来そうです。選曲しなくちゃ。ではまた。

※東京では、今年の前半にライブをやり過ぎたのでちょっと休憩です。もし、年内に出

来たらもう1回ぐらい演奏するつもりです。 アメリカへは気をつけて行ってきてくだ

さい。そして、バンドはいよいよ本格的になりそうですね。いつか対バンしましょう。

 

 

☆厚木在住ほんまさんからのメール

岸田さんへ こんばんは。メールを見てびっくりしました。二俣川まで進出とは。ホ

ンマは最寄の駅が本厚木なので相鉄線に乗り換えればすぐです。金曜日ですね。仕事何

とかして行きたいなー。

話は変わりますが、ナンシーライブのあとにお店に行くと、今年も小悪魔が自分にさ

さやきました。仲さんにもくどかれてしまいました。奥さまにもまたあきれられてしま

いました。たすけてー それでは10月を楽しみにしております。    ほんま

※是非ライブに来て、新しいライブハウスSomedayさんを盛り上げてください

ね。たぶん、8時ごろスタートになるのではないかと思います。

渋谷店にはイイコ(ギター)いますよ。それに、もうすぐ経済産業省からブラジリア

ンローズの輸入許可が下りるし、今月は決算明けで数便アメリカから荷物が到着しま

す。お楽しみに・・・。

 

 

☆東京息子からメール

父さん こんばんは、東京息子です。まず最初に遅くなりましたが、亡くなられたお

母様の御冥福を願っています。私自身、父親を28年前に亡くして以来、母親のスネをか

じって今日まで生きてきました。もちろん結婚した今は、母親の苦労を十分に理解し、

少しでも親孝行できればと考えています。でも、今回の岸田父さんの話を聞いて、今ま

で以上に親孝行に専念したいと思っています。親孝行できるのも、親が生きてる間です

し。

で、話は変わりますが、月曜日の夕方、ナンシー(渋谷)に寄ったら、ジュニア(社

長の息子さん)に初めてお会いしました。非常に優しそうな感じで好印象でした。

ん・・・・・父さんのキャラとは違い過ぎるゾ(笑)

 

ここで一言。あまり息子さんを仲ちゃんと一緒にさせない方が良いと思います。 答

えは・・・・・仲ちゃんの変態が感染すると困りますからね。(笑) ほいでは(^_^)/~~

※息子よ、優しい言葉をありがとう。お母さんを大切にね・・・・。息子とは、ナンシーの

4周年のギターショーで会っているよ。彼は小学生だったけど・・・・。

仲の変態???それって、毎週ラン○ェ○ーパブへ通い詰めることか~????それ

とも、今はなきセンター街をそれた”東京初企画”のことか?

 

 

☆今日届いたジョニーからのメール

Dear Kunio,

I don’t know Mark Greenburg personally but I have heard him play on Dickie’s

records. I know you will have a good time playing with him.

 

Scott came over today and we listened to all the songs for additional

background parts. We will record the background parts on Thursday. I hope you

and your family are doing great. I will keep you updated as things progress.

Your friend, Johnny

※ジョニーは、ボニー以外にもう一人女性ボーカリストを雇うと言っていたけど、本当

に気合入っていますね。今回は、特にプロデューサーのジョニーサンドリンとスコット

ボイヤー先生の気合いの入れようには頭が下がります。この分だと、今月中に仮トラッ

クダウンしたCDRが届きますかね。楽しみ!!!!

 

 

■ [EPISODE340]どうなっているの????? 

Date : 2004/09/06 (Mon)

 

9月5日、今日は母の35日法要。

先日、大きな台風がやって来た。山が噴火した。今日も名古屋は大雨だった。雷も鳴

った。おまけに大きな地震があった。そして、また台風がやってくる・・・・。これでは自

然災害のグランドスラム!を経験することになる。 私も、もう年だし、○兄みたいな

ことはしません。 神様! 多分・・・・・。家族第一主義! 人生、何事も地道なのが一

番!

 

 

先日、ジョニーから電話がありました。彼は、二度目のレコーディングでお互いに理

解できた事もあり、前回よりCDの仕上がりに積極的なアプローチをしてくれてます。

今回、彼はプロデューサーとしてのゴールがはっきりしているようです。

詳しくは聞き忘れましたが、今度雇った女性バックボーカリストはカーラという名前

の人だそうです。スコットボイヤー、ボニーブラムレットに加えて強力なバックボーカ

ルが完成することでしょう。嬉しい!

そればかりでなく、ピートカー、ミッキーバッキンズなど各メンバーを、必要に応じ

て呼び戻してオーバーダビングをさせています。Jerryも、2回呼び戻されてベー

スを弾き直しました。間違いをパンチインパンチアウトするよりも、もっと曲に合った

サウンドにしたいので呼ばれたと言っていました。妥協していませんね。

ジョニーはこれからも何度も全曲を細かく聴き直して、抜かりがないかチェックする

と言っていました。

本当にありがとう!!!

 

 

 

今、午後10時20分。おっ、テレビでジンキーアンプ(Kishida道場)が映

っている。これまた嬉しい。

 

☆さっそく早撃ちマック・ヨネミツ君からメールが来た。

やっぱり、堂○君は例のテレキャス&Kishida道場アンプを愛用してますね!いまさっきの番組でも映ってましたよ。

※私も見ていたよ。今日名古屋で7時ごろ大きな地震を感じたよ。家へ電話した?

 

☆早撃ちマック・ヨネミツ君からの返信

こっち(東京)もちょっと揺れましたよ。くわばらくわばら。

※いいから、家へ電話しろよ。東京が揺れたのは仲の報告で知っている。 それを聞い

ていたフーリィッシュ鵜飼君は、「東京も揺れたんだったら、きっと浅間山が大爆発し

たんじゃないか!」と勝手に騒いでいた。 本当は、紀伊半島沖が震源地だったこと

を、ひつまぶしを食べてて知りました。

 

 

☆いなご!亀虫!さんからのメール

地震大丈夫でしたか? あのギターは、16周年価格になるの? いなご!亀虫!

※お陰さまで、店のギターも、家で出しっぱなしのDuane君(LP)やシゲチャン

にも、地震の影響はありませんでした。どうもありがとう。 家にあるギターは、ウル

トラケースのギタースタンドに立てかけてあるので平気だと思っていましたが、もうち

ょっとしばらく出しっぱなしにできませんね。店のギターもケースにしまいますかね。

ご希望のそのギターは・・・・、16周年価格になる!なる!仲へ電話してみて。

ところで、9月11日12日は素敵な奥様と仙台へ来てちょんまげ!

 

 

 

午後11時。ちょっと、今から娘を送ってくるのでここでしばし、休憩。

 

 

9月6日午前1時。今家へ帰ってきました。 午後12時59分、名神高速へ入る直

前に、また地震があったようです。私達は、車で走っていたので感じませんでした。娘

から電話があって知りました。 震源地の紀伊半島にお住まいの皆さんに何も問題なけ

ればよいのですが・・・・。 今テレビでその2回目が本震だったと言っています。

 

 

 

☆東京在人さんからのメール

岸田さん、 こんばんは。 ちょっと前の四方山に書いてあった、「自分が弾いたギ

ターソロを全く覚えていない。」って、やっぱりある種特別な精神状態だったんですか

ね。前にジャズ評論家が書いていたんですけど、チャーリーパーカーの演奏の凄さはそ

の完全燃焼さだというのを読んで、ああ確かにそうだなあと思った事を思い出しまし

た。ばーっとその場で燃えて、燃えかすが全くない感じ。コルトレーンなんか勿論燃え

ているんだけど、何か煙や灰が残る感じでそれがある種の重さになるみたいな。良い悪

いではなくて性質の違いなんでしょうね。

※数回、ビデオを見て、ようやくどのようにギターソロをアプローチしたか思い出して

きました。でも、中には二度と弾けないソロがありました。不思議ですね。 どの曲も

どのテイクを使えばいい判断がつかないので、初回は、ジョニーに判断を任せることに

します。

 

[EPISODE350]ボーノ! “ご自由に(52歳)!” 

Date : 2004/09/30 (Thu)

 

今、一昨日ジョニーから送られてきたセカンドアルバムのラフミックス第一弾を聴き

ながら、この四方山を書いています。

 

今日(9/29)は、レスポールを配達に行って、新幹線が止まる前に名古屋へ帰っ

てきました。

今日は、私の“ご自由に!”(52歳)の誕生日。

 

名古屋駅で家内と待ち合わせて、The Kitchen Salvatore C

uomo(キッチン・サルバトール・コーモ)でイタリアン料理を食べる事にしまし

た。

ここの店の人の会話はすべてイタリア語。なぜかサッカーの中田そっくりさんの店員

さんがいました。みんないい感じ。

私:「ボーノ!(美味しい)」

 

特に、マルゲリータ・ピッザの美味しいのには感激!

 

あまり時間がないので、話をCDRに戻して・・・・、ああ、遅かった!誕生日が終わっ

てまった!

 

 

このラフミックスが完成したのは、9月22日、日本時間で23日。つまり、ナンシ

ー開店16周年の日。何だか嬉しい。

このCDRが届いて以来、大音量・小音量で、ヤマハNS―10スピーカーシステ

ム、BOSE―300システム、KENWOODシステムコンポ、カーステレオ、ウォ

ークマンe.t.c、持っている全てのオーディオセットで何度も何度も聴き返しまし

た。

 

ジョニーはさすがです。と言っても、世界的な実力のあるプロデューサーですから当

たり前ですね。

どんな音量で聴いても、どんなシステムで聴いても、本当に聴きやすいです。前作

は、ソロアルバムを意識したすっきりしたサウンド作りを心がけてくれたので、今回は

参加メンバーのそれぞれの力が発揮できるようにミキシングをお願いました。

ジョニーは、お願いしたとおりに参加メンバーの個性が如何なく発揮されたアルバム

に仕上げてくれました。 お見事!って感じ。

今回は2回目と言う事もあり、お互いに信頼関係が出来ているので“あ、うん”の呼

吸で仕事を進めることが出来ました。

彼のこのアルバム制作に対する気合いの入れようが半端でありません。私が帰ってか

らもメンバーを代わる代わる彼のスタジオへ呼び戻して、曲のクォリティーを上げてく

れました。特に、ピートカーのギターは凄すぎる!自分では絶対に弾かないだろうとい

うギターのアプローチをしてくれました。

 

どう弾いたか思い出せなかった私のギターソロは、聴き直してみると、いつもよりも

かなりフレーズを削ぎ落として弾いていました。チョーキング、ビブラート、時として

3連符もなしといった具合です。“間”だけを武器に何度も同じフレーズを弾いていま

した。他にアプローチの方法はいくらでもあったのに、色んな曲に同じフレーズを弾い

たのは、多分、無意識下であの時感じた何かがそうさせたのでしょう。

“フレーズの少なさ”では、ある意味ではアルバートキングやサンタナに迫ったかもし

れない・・・・、まあ、そんなわけないですね。

 

 

サウンド的には、このアルバムは前回のブルース色よりもロック色が濃いアルバムに

なっています。

それは、ドラマー・ジェミーオルディカーのロックなドラミングに起因しているので

しょう。彼のタルサビートのグルーブにはたまりません。出ないフレーズも引き出して

くれました。

また、静かな曲では、チャックリーヴェルの卓越したピアノさばきが大活躍。曲の感

情表現をさらに豊かにしてくれています。彼と二人で亡くなった母を思って弾いた曲を

聴くと胸が熱くなります。

ピートカーの私のギターに絡んでくる彼のギターも聴きものです。Duaneのギタ

ーを引立てた男!と言われるだけありますね。

その他、ボニーブラムレット(彼女のため息は聴きもん!)、スコットボイヤー、ミ

ッキーバッキンズ、ポールホーンズビー、カーラという女性、そして我らがJerr

y、皆さんも素晴らし過ぎる!言葉では表し切れないですね。

 

 

また使用した機材。ナンシー(LPstd‘59)は、前作で使った元ディッキーベ

ッツ所有LPstd’59のような超個性的な音ではなく、エッジの利いたトレブリー

な50‘sのバーストらしい音。シゲチャン(st’54)は鈴が鳴るようなコロコロ

としたアッシュの代表的な音。そして、気合い一発の四方山アンプ、KISHIDA道

場、老齢なツィードベースマンの音。ジョニーは、それらの持つ個性を見事に引き出し

てくれました。 ヴィンテージギターの音を聴くにおいても、本当にいいアルバムに仕

上がったと思います。

 

 

今、思いついた! もし、このアルバムを発売せずにこうやって私だけが聴くとした

ら、それは“究極の贅沢”かもしれない。

 

 

 

また、ジョニーが作ったソングリスト(曲順)がまた憎い!本当に自然です。この曲

順はまったく思いつかなかった。レスポールのハードなサウンドに始まって、次々とワ

クワクするタイプの違う曲を並べてくれました。お楽しみに・・・。※まだ、みんなでセッ

ションした2曲が来ていませんが、一体どうなったのでしょう????

 

 

昨日の朝、ジョニーへ電話して、8月のレコーディング終了以来、私のアルバムを完

成させるために日夜努力していただいていたことに対して、感謝とお礼を言いました。

彼は59歳なのに本当にタフです。

ジョニー:「気に入らないところがあったら遠慮なく言ってくれ。クニオのいいように

直すよ。」

 

そう言われても、ジョニーを信じてるし、この第一回目のラフミックスを聴いても十

分に感じます。

 

私:「何も要望はないけど・・・、とにかく数日間、毎日聴いてみるね。」

 

ジョニー:「とりあえず、Jerryをもう一回呼んであるから、何かあったら彼に要

望を伝えておいて。」

 

私:「OK!お休み。」

 

まだ、Jerryはベースを弾き直すのでしょうか? ジョニー先生、厳しい!!

 

 

 

思い返すと、右手首の腱鞘炎という悪条件の中で始まったこのレコーディング。それ

に加えて、スタートした日に母が亡くなり、時として平常心を失いかけた私をメンバー

が暖かく見守り勇気付けてくれました。最後までやり遂げる事ができたのは、みなさん

の思いやりのお陰です。本当にどう感謝を言っていいやら・・・・、ただただ、ありがとう

というしかありません。

 

それに夜遅くまで付き合ってくれたマッスルショールズスタジオのエンジニアと、ジ

ョニーのアシスタントの皆さんにも大変感謝しています。

彼らは、私がオーバーダブの時に腱鞘炎が酷くて、何度もイージーミスを繰り返して

も、ニコニコしながら「気にしないで。気が済むまで何度でもやりましょう。付き合い

ますよ。」と励まし続けてくれたのには頭が下がります。もし、彼らに「またかよ

う。」という顔されたら、精神的に目いっぱいだった私は一貫の終わりだったでしょ

う。

このレコーディングに関わってくれた皆さんに本当に感謝、感謝です。

 

 

つづく。

 

 

もう朝の3時。今日は東京へ行く日だった。

また嵐を呼んでしまった。この台風が10月1日のライブに影響ないといいですね。

せっかくのライブハウスSOMEDAYさんの新規開店なんだから、なんとか平常な天

気に戻ってくれる事を祈っています。谷口さん、演奏頑張るからね!

それにしても、新幹線は動くのかな? もし、静岡で止ったら、Iさんのところへ遊

びに行こう。Iさんご自慢のJBLセットで、このラフミックスを聴かせてもらうこと

にしよう。Iさん、その時はよろしく。さくら海老は今が季節だっけ?

そして、翌日静岡から横浜へ直行すればいいんだ。よしよし・・・・。

 

いけね! 今日の夜は渋谷でリハーサルだった。それに、金曜日の朝、新しいマンシ

ョンの賃貸契約もしなくてならなかったんだ。そんなのん気なこと言ってる場合ではな

かった。

 

もう寝よう。おやすみなさい。

 

 

 ■ [EPISODE354]イチロー、 イチバン! 人肌恋しい季節の到来? 

Date : 2004/10/03 (Sun)

 

ジョニー:「クニオ! イチローはすごいな。見たか?」

 

私:「見た見た。すごっく興奮したよ。彼は同じ愛知県生まれなんだよ。」

 

ジョニー:「へぇ~。」

 

と、10月3日は始まりました。

イチローの世界記録は、アメリカ南部の片田舎でもビッグニュースのようです。嬉し

いですね。 私は、アメリカの友人が名古屋の家へ遊びに来ると、彼の卒業した愛工大

名電付属高校の前を通る時に「ここはイチローが卒業した高校だ!」と、いつも自慢し

ていました。

 

ジョニー:「どうだいラフミックスを聴いて?」

 

私:「もう何十回と聴いているけど・・・、本当に素晴らしいよ。最初はシビアに聴き始め

ても、すぐに楽しんでしまうんだ。だから、冷静になれないよ。みんな凄すぎる。ジョ

ニーのミキシングも素晴らしすぎる。 まあ、少しは音量調整して欲しい箇所がするの

をわかっているので、その内容を一週間以内にメールします。」

 

ジョニー:「OK。私も今耳を休めているのでそれぐらいならちょうどいいね。」

 

私:「では、また。」

 

 

今日は雨。仲が休みなので渋谷店を営業しています。

この冷たい雨が降る中にもかかわらず、たくさんの人にご来店いただきまして本当にあ

りがとうございます。

雨が降るたびに寒くなるこの季節はたまりませんね。F兄だけなく、人肌が恋しくな

ってきます。そろそろ私にも2ヶ月期間限定の寂しがり屋の季節がやってきそうです。

仕事、仕事!

 

 

 

 

 

☆“恐怖のうみちゃん”からのメール

先輩、お誕生日おめでとう!ご無沙汰しています。お元気ですか?私の母も8月6日

に亡くなりました。親と喧嘩できなくなったのは寂しいですね。 今回のアルバムタイ

トル“Live in hope”は素敵です。希望をもてるのは幸せだよね。CDの

発売日が決まったら教えてください。

そういえば、最近日産のCMでゾンビーズの“二人のシーズン”が流れていますね。

懐かしい!

※本当に久し振りです。うみちゃんのお母さんも残念だったね。早く元気になってくだ

さい。 今回のCDは、顔で笑って心で泣きながら作ったので、今同じ境遇なうみちゃ

んはそれを感じてくれて泣いてくれると思うよ。今、サンプルCDが出来上がり聴いて

いるんだけど、あの時の情景を思い出してしまい、聴くことがちょっと辛い曲もある。

まあしょうがないね。

ところで、ゾンビーズ!懐かしいね。高校2年の時に発売されたレコードだ。よく文

化祭でやったのを思い出した。ついでに、あまり思い出したくないあの頃ことも思い出

した。あれから全然弾いた事ないけど、まだ弾けたよ。

11月4日にボトムラインでライブがあるんだけど、よかったら聴きにきてくれ。じゃ

あ。

 

 

☆”ホンマもん”さんからのメール

岸田さんへ こんばんは。昨晩はSomedayさんでのライブお疲れ様でした。ヨメさん

共々、大変楽しめました。

特に岸田さんの駄洒落でうちらの前に座っていた女性のリアクションがとってよかっ

たです。

次に赤のTシャツのおじいちゃん。あのおじいちゃんは音楽通?それともただの酔っ

払い?

それから、アンプ(四方山)のぶ厚い倍音、体の芯までしびれました(ほしいな

ー)。

それから仮免さんのスライド、デュアンLPのフロントはすごい!とにかく2ステー

ジも見れて最高でした。

Somedayさんはこじんまりとしていましたが、バンドとの一体感があってとても盛り上

がりました。

マスターの奥様もとっても感じのよい方でうちの嫁さんのと盛り上がっていたようで

す。

ホンマもんもアクツ君、マキさん、西村さんと久しぶりに会えてよかったです。

金曜の夜とは思えないほど楽しめました。

今日はちょっと疲れ気味ながらヒストリックを弾いています。 それでは。  まだ

まだ修行がたりない ホンマもん

※わざわざライブへ来てくれてありがとう。今度はゲストタイムでギターを弾きましょ

う。 そうそう、あの女性には勇気を与えられました。最近、ダジャレに関しては、J

erryと最下位を争っているレベルだったので、何でも反応してくれる彼女には助け

られました。あの女性には、私のライブに毎回来ていただきたいですね。四方山アンプ

は、開店前にお買い上げたいてまだ音ができていないにもかかわらずあのブットイ音で

す。おき楽にギターが弾けました。 仮免君は、バックコーラスを歌えるギタリストと

して雇ったのに、肝心のバックコーラスをしないで、口を尖らせて一生懸命ギターばか

り弾いていました。あれじゃあ、第3段階へは進めませんね。 次回は10月24日横

浜サムズアップでのDuaneトレビュートライブへ参加します。よかったら遊びに来

てください。

 

 

☆スマイリーさんからのメール

スマイリーです。 気になっていたので自宅に早めに帰って四方山を今、読んで、ジ

ダンダを踏んでいます。(ドスドス!すみません重くて)。まぁ、今日は貴重な音源と

超レアなギターに触れられたので、何を書かれても許しちゃいましょう。セッション、

真面目にやるんですよ!

※スマイリーさん、始めから差し上げるつもりだったのです。楽しかったでしょ。セッ

ションは、仲に全部ギターを弾かせて、シンバルをジャンジャン叩いてまじめにドラマ

ーを邪魔していました。

 

 

☆トゥルースさんからのメール

こんにちは。昨晩はお疲れさまでした。“カムバック祝いセッション”楽しかったで

すね。TZ親分が居なかったのがちょっと残念でしたが。昨日の写真、どのレスポールも

凄いですよ。岸田さんがミスったベースの阿保さんを睨んでいるショットもあります。

夕方にCD-Rに焼いて持って行きます。では。 トゥルース

※お疲れ様でした。 あいつもO型なんです。やる気がない曲や知らない曲はとことん

手抜きベース。それに最近、奴は物忘れが酷い。

 

 

☆元祖ボンボンスペシャルからのメール

どうも。元祖ボンボンスペシャルのヨシダです。

今日は坦々麺をご馳走していただきありがとうございました。美味しかったです。そ

してそして、次々と出てくる車関係の笑える話。

仲店長のリアル“僕もいるよ~”メール! (でも、確かに仲店長の座られている場

所にいると“壁の向こうはどんな会話で盛り上がってるのかな…”って気になりまし

た)。

そして、とどめの“よもや”メール、もう笑い過ぎで久しぶりに頬筋がヒクヒクでし

た。

また時間があったら面白い話聞かせて下さい。今日はホントにありがとうございまし

た。

※面白い話はまだまだいっぱいあるよ。君は“仲の東京初企画事件”や“仲のES−3

35dot持ってお茶の水を疾走!事件”を知らないだろ。本人を知らないと話しても

面白くなったけど、今度名古屋へ戻ってきたらボンボンでスペシャルを食べながら話す

よ。

 

 

[EPISODE355]秘密のミーティング。 

Date : 2004/10/04 (Mon)

 

昨日(10/3)の深夜、 場所は東京都内の某所。

 

怪しい中年男達がどこからともなく現れて、同じマンションへ入って行きます。

 

ドアを開けると、奥の部屋からマイルスディビスのCDと、ヒソヒソ話が聞こえてき

ました。

 

私:「今晩は。 皆さま、深夜にもかかわらずご足労いただきまして、大変感謝してお

ります。」

 

J氏:「さあ、どうぞ中へ。 皆さんお揃いです。」

 

U氏:「岸田さん、お待ちしておりました。」

 

N氏:「お久しぶりです。 今夜を楽しみにしておりました。」

 

私:「皆さま、よろしくお願いします。」

 

この秘密ミーディングは、セカンドアルバムがまだ著作権保護されていないため、信

頼できるオーディオ&音楽評論家の皆さまにお集まりいただき、試聴していただくため

に開きました。

 

その部屋には、次のようなマニアックなオーディオセットがセッティングされていま

す。

*デノンA11ユニバーサルプレーヤー

 

*1961年製マランツモデル7プリアンプ

 

*1960年代初期製マッキントッシュMC240パワーアンプ

 

*1962年タンノイチャッワース(イギリスオリジナル製)

 

 

 

私:「では、皆さま、さっそくお聴きください。」

 

 

全曲を聴き終えて、ミーティングに入りました。

 

私:「皆さま、いかがでしたでしょう?」

 

U氏:「いい音をしてます! 力作ですね。 アルバム全体は、シンプルだった前作と

比較すると、随分凝った曲構成になっているせいか、ミキシングもかなり凝っています

ね。」

 

J氏:「音数が多いですね。でも、うるさく感じません。リズムのグルーブ感がたまら

なくいいです。ある曲ではピートさんのギターがちょっと大きいかな?」

 

U氏:「ギターの音は、いつもライブでお聴きしているレスポールの音と同じでした

ね。」

 

N氏:「相変わらず素晴らしい音でした。ヴォーカルが力強くなりましたね。」

 

J氏:「このラフミックスではまだなんとも言えませんが、聴きごたえのある内容だと

思いました。」

 

U氏:「ただ、曲によっては、私の好きな60‘s、70’s初頭の時代にはなかった

ミキシングをしていますね。」

 

J氏:「早く完成品を聞きたいものです。」

 

U氏:「ところで、なぜリードをマーチンで弾かないで、Gibson J−45で弾

いたのですか?」

 

e.t.c。 かなり、白熱した会話が続きました。

 

 

 

自分のCDはあまり冷静になれないので、この秘密ミーティングにご出席いただきま

した皆様には大変感謝しております。

 

もっと書くつもりでしたが、なんだか眠くなったのでここで終わり!

 

 

ps:昨日閉店の時にご来店いただいたSさま、指板が好みのヒストリックAgedウ

ォッシュドチェリー・バーストが入荷しました!仲へご連絡ください。

 

 

[EPISODE357]午前1時15分、突然、四方山モードに!!! 

Date : 2004/10/14 (Thu)

 

今、11月14日午前1時15分。ワールドカップ一次予選 日本vsオマーン戦を

観ていて、大興奮!!!!! 突然、四方山モードになってしまった。もう寝るつもり

だったのに・・・・。

おっ、今、日本が勝った! よかったよかった! 一次予選突破! おめでとう。

 

もう四方山モードがおさまりました。まるで男の朝みたいです。

 

 

 

でも、せっかくなのでちょっと四方山を書きますか。

 

11月12日朝、Jerryから電話が来ました。

今日、ようやくCDの第二段階のミキシングが完了したとのことです。一昨日、ジョ

ニーへ第一段階のサンプルミキシングを参考にしてこちらの要望を伝えたので、それを

修正してくれたようです。

Jerry:「今日ジョニーのスタジオへ行ってきたよ。スタジオへ着いたら、もうジ

ョニーはクニオの要望したことを終えていたんだ。今日でようやく終わったって感じだ

な。」

 

私:「よかった、よかった。お疲れさま。ジョニーはじめ皆さんのハードワークには本

当に頭が下がるよ。」

 

Jerry:「本当だね。でも、その甲斐あって、第二段階のCDサンプルを聴いたら

きっとビックリするよ。とにかく、ものすごくクリアな音になっているからね。ジョニ

ーから数日後に届いたらすぐ送るよ。」

 

私:「楽しみ!!!」

 

Jerry:「そういえば、ジョニーがなんかの曲で曲調はまったく違うけど、大昔に

オールマンブラザーズのレコーディングに立ち会っていた時と同じような気分になると

喜んでいた。」

 

私:「へぇ~っ。本当!それは嬉しい。多分、1971年に作り始めて1998年に完

成したあの曲かな?」

 

Jerry:「いや違ったな。その曲は今日聴いていない。」

 

私:「どの曲かな??? まあ、いずれにしろ光栄だね。」

 

Jerry:「今度、しっかり聞いておくよ。」

 

私:「よろしくね。もうこれで誰もジョニーのスタジオへ呼び戻されない?」

 

Jerry:「Maybe・・・・。」

 

私:「よかった、よかった。本当にお疲れ様でした。」

 

Jerry:「グッドナイト!」

 

 

今回のレコーディング曲の中で、元オールマンブラザーズのプロデューサーのジョニ

ーに「オールマンブラザーズとレコーディングしているような気分になる」と言っても

らうなんて、なんか嬉しいですね。

前にもご報告しましたが、レコーディングを始めてすぐにジョニーから「ノー!ディ

ッキーベッツ。」と言われたので、ちょっとショックでした。

その時、彼は今回のアルバムにはオールマンブラザーズのテイストを出したくなかっ

たのかな?と思ったのです。それに、彼とディッキーさんの関係が心配になり、レコー

ディング後に「何か問題があった?」と尋ねたのです。でも、そんな話ではなく、彼は

その曲にはカントリーフレーズよりもロックンロールのアドリブでアプローチしたほう

がいいと助言してくれたのでした。

ご安心ください。彼とディッキーさんはいい関係でした。ジョニーは、私に内緒で日

にちが合えば、ディッキーさんを呼んで一曲でも弾かせるつもりだったそうです。 デ

ィッキーさんは来れなかったので残念でしたが、何もなくてよかった、よかった!

 

そういえば、あの時は「ノー!ディッキーベッツ」と指示されて困ったのを思い出し

た。

私にとって、ディッキーさんのフレーズはソバの繋ぎのようなもので、彼のフレーズ

が色んなフレーズを組み合わせていく時にそれらを繋ぐ大切な役割をしているのです。

まあ、指摘されればしょうがなかったので、その後はディッキーさんフレーズを極力

弾かないで、ギターソロのオーバーダブをしました。

その勘違いのお陰?といってはなんですが、今回のソロはニールヤングみたいなスト

レートなギターソロを弾く事が出来ました。

 

つづく・・・・。

 

 

 

★“ひろちゃんと遊ぼうビンボンバン!”についてのメール。

私:「旧ボブマリさんへ。 11月21日に開催されるナンシーライブにおける制作会

議の結果報告をいたします。昨年のボブマリさん&ウィローズが大受けだったので、そ

れを上回る企画を練りました。

今年は、”ひろちゃんと遊ぼうビンボンバン”に決定! 演奏曲は、ホニャララです。

リエちゃん夫婦にも参加要請しておきます。」

 

旧ボブマリさん:『制作会議とは名ばかりの会議での決定曲は了解いたしましたが、

「ひろちゃんと云々・・・」はやめましょう!Live後、半年間はNancy関係者から「ピン

ポンパンさん」と呼ばれるでしょう。間違いない! 社長のリクエスト(飛び道具)を

探しに明日からさすらいの旅に出ます・・・。  旧ボブマリ』

 

私:『甘い! 「ピンポンパンさん」ではなく、「ビンボンバン!」だよ。字をよく読

んでちょ!』

 

旧ボブマリさん:「ますます悪い!」

 

私:「リエちゃんへ。今晩は。お元気ですか? 11月21日ナンシーLIVEを開催します。

そこで、”ひろちゃん(旧ボブマリさん)と遊ぼうビンボンバン”のコーナーを設けまし

た。演奏曲はホニャララです。つきましては、旦那さんはベースを担当、リエちゃんはコーラスで参加しませんか?ご返事待っています。では。」

 

リエちゃん:「二人とも、了解です(^_-) ”ひろちゃんと遊ぼうビンボンバン”… ネー

ミングだけで、既に面白すぎる!楽しみにしてまーす♪ RIE~♪」

 

 

 

☆エマニエル君からメール

タイトル:“事件はリアルタイムで起こっているって、四方山メールと同じじゃん!”

ご無沙汰しております。“えせ関西人”のエマニエルです。岸田さんもはまってまし

たか、『24』?僕も寝不足です。広島出張も重なり、風邪までひいてしまいました

が、それでも観てます毎晩。。。東京・名古屋の状況は分かりませんが、近畿では毎晩

3話ずつ、午前1時過ぎから4時までぶっ続けで放送しています。関東地区なら律儀に

毎晩1話づつ放送なんでしょうが、「どうせなら、ビデオ発売前にまとめて流してしま

え!」という、実に関西らしい荒っぽさです。今夜はサッカーの衛星中継でお休みです

が、あさって木曜深夜で、ようやく終了の予定です。

アテネ五輪の中継なら「明日朝のニュースで観よう」とあきらめられるのですが、ド

ラマは見逃すと、翌日の放送が楽しめないので必死です。ドラマを観ながらもメールが

着信し、「今どうなった?」「何で恋人の片足がないんだ?」

「女性大統領補佐官の口元のホクロが気になる」などのやりとりもあるため、毎晩気が

抜けない日々を送っております。

ところで『例の音源』の仕上がり具合はどうですか?都内・秘密基地で視聴会もあった

とか?またこんど聴かせて下さい。

横浜の中華街もいいですが、神戸の“南京街”もいいですよ。天津や台湾など、神戸

は南方の味です。   では、 エマニエル

※眠いので返信は無し! でも、関東もやっていた時の名古屋も同じ放送の仕方だよ。

午前1時から4時まで三話放送。 ところで、もちろん神戸の“南京街”には行く、行

く!美味しいところ探しておいて。

 

 

☆タロペイさんからのメール

タイトル:“やったね!!巻頭カラーだーーーーーっ!!”

今日、仕事の合間に(銀行の時間待ち)ギタマガを立ち読みしました。やりました

ね、岸田道場と四方山モデルがナンシー、キ○○、そしてシゲちゃんと一緒にドカーン

っと載っていました! メーカーの広告って、パターン化して読み流しますがあれだけ

ストレートで来ると嫌でもイメージに残りますよ。

あとレギュラーページでもさりげなくバーストが載ってるし。やるな!!親父!じゃ

あ近々マーシャル戴きに参上します。 タロペイより

※こう見えても、うちも楽器屋だからね。時にピカッってさせなければね。でも、実は

まだギタマガを見ていないので、どこのページに当社の広告が掲載されているかわから

ないんだね、これが・・・・。

タロペイが言っていたように、気づいたらLPstd‘59を初めて弾いてから30

年以上。初めて自分で所有してから20年以上。そしてタロペイと知り合って15年の

年月が経ってしまった。あっという間でしたね。でも、未だにそのギターの魅力に溺れ

ているのです。Deep! Deep!

DuaneLPシグネーチャーモデルもいい!

 

でも、明日からしばらくストラトを弾く事にしよう。皆さん、おやすみなさい。

 

 

しまった! もう朝の3時45分!! “24アワーズ”も見ていないのに・・・・!

また寝不足だ~っ!

 

エマニエルは起きているのかな?????

 

 

 [EPISODE358]懐かしいギターが登場。 

Date : 2004/10/15 (Fri)

 

先日、ずっと弾いていなかった元ディッキーベッツさん所有LPstd‘59とホワ

イティーStrat’57(ブラッキーに対抗)を倉庫から出してきました。

 

来年から始まるセカンドアルバムのプロモーションでは、もうこのギターたちを弾か

なくなるかと思い、10月24日横浜サムズアップでのDuane Allmanトレ

ビュートライブと11月4日名古屋ボトムラインでのライブで使ってみようと考えたか

らです。

でも、いざ久し振りにディッキーさんレスポールを弾くと、ちょっと重い。腰に来

る。この際、ホワィティーのみでライブをやろうかと思いました。いつもレスポール中

心のライブが多いのですが、先日の横浜のSomedayさんでのライブでは、他のス

トラト1本でステージをこなしたので問題ないです

ホワイティーは、本当にお久しぶりって感じ。Swamp Watersのレコーデ

ィングで使った以来の2年ぶりに弾きました(※でも、弦だけは交換していました)。

このギターのネックは極端に薄いので、左肩を痛めてから長時間弾くことがちょっと

辛かったのです。それに、ネックの太いシゲチャン(st‘54)を手に入れた後は家

でしかもう弾かないと思っていました。

ところが、久し振りに弾いてみるとこれがなかなかいい。ちょっとストラップを長め

にするとまったく問題なくなりました。弾いていくうちに忘れていたフレーズや懐かし

い曲を思い出しました。さすが、1983年にニュージャージーで手に入れて以来の相

棒です。何せ4代目ナンシーですから、長い間ほっておいても少し弾けば言うことを聞

いてくれます。

このギターの大昔の持ち主はDuane Allman。彼がこのギターを持ってい

る写真はないけど、マッスルショールズ時代に使っていた歴史的なギターです。ボディ

のみリフィニッシュされているので、オリジナルフィニッシュよりも低音が若干ブーミ

ーぎみなサウンドバランスです。

このギターのボディ材はアルダー。最近は、反応の良いアッシュ材のストラトを使っ

ていたので、まずピッキングの仕方を再確認し、アンプのセッティングも若干トレブリ

ーにしました。

 

昨夜は、突然、このギターをKISHIDA道場を使って大きな音で弾きたくなり、

グルービンブルース(最近名古屋に出来たスタジオ)へ電話して予約を入れました。

約2時間。大音量で弾きっぱなし! 気持ちよかった!!!

 

あんまり気持ちよかったので、今夜もこれから行って来ます。

 

おしまい。

 

 

 

 

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