*3月22日 いつも対バンしている人達が店でばったり。さっそく盛り上がってました。
*3月24日
いきなり若者がやってきた。
お姉さん?と一緒。
私:「いらっしゃい。」
彼は、今年から東京住まいらしい。。
いいな。
年を聞いたら 孫娘と同じ年。
素晴らしい。
彼は、ジミヘンが大好きで、エピフォン社製ジミヘンVを観に来たとのこと。
私:「お父さんの影響?」←おじいさんかな?
若者:「違います。先輩の影響です。」
ほう。。
このギターの特徴とかを説明しました。
若者:「ありがとうございました。」
これから、渋谷界隈やお茶の水の楽器屋さんを回ってくるとのこと。
いいギターが見つかるといいね。
今日はやることがいっぱいで、あっという間に閉店の時間。
こんにちは。
おっ、少年だ。
閉店間際に戻ってきました。
私:「いいのあった?」
少年:「まあ・・・。」
このジミヘンVが気になっていたようです。
私:「弾いてみな。」
はい。
古いマーシャルにプラグイン。
若者:「こ、これ、レコードと全くおんなじ音ですね。」
私:「同じような年代だからね、」
若者:「初めて、マーシャルで音出ししました。」
精一杯ジミヘンの曲を弾きます。
凄いな。
少年:「これ買いたいです。」
えっ?
ありがとう。
お姉さん?:「バイト代など精一杯貯めたけど、まだ足りないのです。」
私:「そうか。。。」
お姉さん?:「足りない分は、私が出します。」
ええっ、、、。
なんか嬉しくなってきた。
私:「じゃあ、私も負けちゃいましょう。」
二人:「本当ですか!!!」
お姉さん?:「よかったわね。。」
ニコニコ・・・。
お姉さん?:「彼は、まだ東京へ来たばかりで、電車の乗り方もわかってないんです。」
後から聞いたら、お姉さんではなく、彼のお母さんの妹さんだった。
お若いな。。。
少年:「今度来るときは、エフェクター持ってきます。」
私:「ダメ。ここはエフェクター禁止!」
若者:「エエエエッ!」
ははは。
彼は大興奮して帰っていきました。
思い返せば、1972年、東京へ出てきて憧れだったGibsonES335TDを買った時、お金が足りなくて、値引きしてもらって買えたのを思い出した。あの時、仕送り3ヶ月分を前借りしたのは辛かったけど、いい思い出だ。
懐かしい!
頑張れ少年!
ははは。
ベルボトム・ブルースマンさん:「師匠、いい話しですね。「彼」にとっては一生ギターを愛することを入手したことでしょう。(当方の「彼」にも、お金が足りない時はよろしくお願いします!)
私:「何だかね、採算度外視で安くしちゃいました。赤字の穴埋めはお願いします。」
ベルボトムブルースマンさん:「ひょえー!次世代育成も楽ではないです!」
私:「毎度~!!」
大阪キッドさん:「ギターを始めた頃を思い出します。今でこそギブソンだフェンダーだマーチンだなんて言ってますが、あの頃はギターがそこにあるというだけで嬉しかったですねぇ。」
私:「本当ですね。田舎から出てきて、これから東京でアドベンチャーが始まる若者。一人くらい味方がいないとね。
最近、クリームを弾いて高校時代を思い出していた矢先だったから、その時代の自分と被りました。(笑)
マッチョマン:「Facebookに載せたんだ。なんかジーンと来た。 息子が18歳の高校卒業のお祝いに社長に頼んでレフティー・レスポールを買ってやったのを想い出した。。。あれから、他のギターを買ったりしてるけど、今また頻繁にレスポールをライブで弾きまくってると言っていた。社長からレスポール買って15年目。あっという間だった。 社長が若い子にこうやってギターに対する「心」を継承して行ってくれるのが、いいね。。他人事に思えない。
オイオイ・・・。」
私:「泣かんでもええ。」
親方:「む・・・。」
私:「嬉しかった。 私の昔からの夢は、“駄菓子屋みたいなギター屋。”20歳以上お断りのギター屋さん。ロッキン・チェアに座って、近所の子供たちにギターと音楽を教える店。もうそろそろやれそうかな?」
親方二号:「むむむ・・・。」
■いきなりセットリストを変える。
3月27日原宿クロコダイルのセットリストをいきなり変えることにしました。
メンバー驚くだろうな。
ははは。