■近い将来の私?
*6月4日。
休み。
夜、新宿へ映画を観に行きました。
新宿、歌舞伎町。
昔と全然違う。
あの怪しい雰囲気はどっかへ行った。
一人、歌舞伎町を歩く。
誰も話しかけてこない。(笑)
寄ってこない。(笑)
今日観る映画は、同世代より少し上の人が主役。
タイトル:“父と僕の終わらない旅” 劇場公開日:2025年5月23日 93分
[解説・あらすじ]
・・・・若き日に諦めたレコードデビューの夢をかなえようとするアルツハイマー型認知症の男性と、彼を支える家族の姿を描いたヒューマンドラマ。
2016年にイギリスで1本の動画をきっかけに80歳にしてCDデビューを果たした男性の奇跡の実話をもとに、舞台を日本に置き換えて映画化した。
かつてミュージシャンとしてレコードデビューを目指しながらも、息子・雄太のために夢を諦めた間宮哲太。
音楽とユーモアをこよなく愛する彼は、生まれ育った横須賀で楽器店を営みながら、時々地元のステージで歌声を披露しては喝采を浴びてきた。
そんなある日、哲太はアルツハイマー型認知症と診断されてしまう。
すべてを忘れゆく哲太をつなぎ止めたのは、彼を信じて支え続けた息子・雄太と強く優しい母・律子、固い絆で結ばれた仲間たち、そして彼が愛する音楽だった。・・・
あらすじを読んだ時、まるで近い将来の自分のように感じた。(笑)。
主人公が、楽器屋さんだったのも面白い。
映画の始まりとエンドロールで流れる主役寺尾聰さん歌うジャージーなSmileが本当に沁みた。
有意義な時間でした。
■新しい出会い。
6月5日
今日は、プロデューサー・アレンの推薦で、彼の親しいドラマーに新曲のドラムを叩いてもらうことになりました。 こんにちは。
初めまして。
彼の名前は、Armin Linzbichlerさん。
日本の有名な歌手の皆さんたちのレコーディング等で大活躍してます。
Arminさんは、すでに新曲のデモを聴いてくれていて、どう叩くか?何通りも考えてくれてました。
何度か違うパターンのドラムをレコーディングしましたが、どれも素晴らしい。
あっという間におしまい。
ありがとう。。。
その後、数分だけシャッフルとブルースをセッションしておしまい。
ありがとう。
Arminさん:「もっと長くセッションすると思ったよ。」
私:「今日は、これで十分だよ。」
最後は、色々雑談。
マッスル・ショールズでレコーディングしたこと。
最初のアルバムのドラマーは、エド・グリーンさん。
2枚目以降は、故ジェイミー・オールドダッカーさん。
チャック・リベールさんはじめ、南部の有名なアーチスト達が、私のアルバムに参加していることめちゃ驚いてました。
Arminさん:「一体あなたは誰?」
ははは。
私:「70歳過ぎたじじいだよ。」
はははは。
とてもいい雰囲気だった。
いつか、一緒にライブできるといいね。
Arminさんからのメール:「Hi Kunio Armin here! Was my pleasure to meet you! Thank you so much!!
Love your playing, love your music, love your personality! Lets keep on doing good organic music!
Keep in touch」
彼は、私の音楽を“オーガニック・ミュージック”と呼んでくれた。
そう言われたのは、初めて。
とても嬉しいですね。
ブルース、ノー・エフェクター。
ストレートに音楽に感じてくれたんだろうね。
嬉しい。
また楽しみが増えた。
ボケている暇はない。。。(笑)
つづく。。。