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1988年9月23日、名古屋の実家を借りてナンシーを開店。その3年後、東京に二店舗目をオープンできました。 これまで、ご利用いただきました皆様には、本当に感謝しております。 これからもよろしくお願いします。。。
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32年前。
その数年前に、首都高速で追突されて、むち打ちが酷く仕事できずに、当時勤めていた石橋楽器店のI会長様にお暇をいただき、名古屋へ帰りナンシーを開店しました。
去年、I会長様と偶然道端で再会。久しぶりに食事もできて本当にうれしかった。
何を隠そう、I会長様が、日本にヴィンテージ・ギターを広げたと言っても過言ではありません。
当時は、新品のギブソンやフェンダーすら、日本に入ってない時代。
1972年頃、私は古いものは嫌いだったので、見ていただけ。
ヴィンテージ・ギターを扱っていくうちに、古いギターしか出せない音、しかも自分が憧れた音と知り、大好きになりました。
感謝、感謝です。
話を戻して、開店当初は、姪のせっちゃんが手伝ってくれて助かった。
ずっと音楽や楽器店の店頭に立っていなかったので、さっぱり。
彼女が、知らない曲を簡単に弾くのでびっくり。
後でわかったのですが、タブ譜でした。
楽譜と思った6線は、弦だったんですね。
耳コピ―世代は、タブ譜なんてあるのを知らなかった。
現代は、息子があっという間にギターを弾ける。
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YOUTUBEで、弾き方を説明していたのを勉強していたんですね。
ギターを弾けるって、全く特別なことじゃなくなった時代。
良いのか?悪いのか?
名古屋は、18歳まで(1970年)いましたが、その後は何があったか全く知らず、ほとんど他所の街で開店した感じでした。
わかりにくい場所に開店。
頼りは、電柱の広告だけ。
今みたいにインターネットがあれば簡単でしたが、近くまで来て帰って行った人が多く申し訳ないことをしました。
当時は、「なかなかたどり着かない店。」と言われていました。
ちなみに今は、「なかなか開かない店。」と言われています。(笑)
渋谷店は開いてますが、名古屋店は私がいない時は開けません。
その上、このコロナ騒ぎ。
名古屋店は、すぐに人が一杯になるため、要予約。
36歳の時に始めて、今68歳。
70歳になる2年後まで、店に立つかな。
その後は、フルタイム・ミュージシャン!
ははは。
つづく。
★来店いただいた海外の皆さんの一部をご紹介。