気が付けば、4月15日。
あっという間。。。
4月5日まで東京にいました。
4月になると、新学期等で東京へやってくる人が増える。
物見雄山で地方から出てきた若者達が、渋谷の街を闊歩している
この春東京へやってきた伊佐次マー君も友達とやってきた。
伊佐次マー君：「こんにちは。おじさん。」
私：「来たね。東京は、タイム・イズ・マネーだからね。」
伊佐次マー君：「はい。」
私：「ようが終わったらさっさと帰る。」
伊佐次マー君：「はい！」
わいわい。。。
いきなり若者6人で入ってきて、渋谷店は満杯。
まずいな。。。
私：「みんな、いいんだけど、ギターを見たい人は誰？　着いて来ただけの人は外で待ってて。」
みんな、希望に燃えた若人達。
ボーイズ・ビー・アンビシャス！
コロナ禍で大変な時期に入学、頑張れよ。
自分も、1970年代初頭に名古屋から出てきた。
名古屋は、地下鉄が発達していて、滅多に電車に乗らない。
乗る時は、名古屋の郊外へ行く時ぐらい。
だから、最初は東京のどこへ行くにも地下鉄で行こうとしました。
当時は、名古屋弁も酷く、「何々・・だがや！」と言ってた。
有名な笑い話は、「次は、千駄ヶ谷だがや！」と言って、笑われた。
ははは。　懐かしい。
温い（ぬくい）を、「ぬくとくして寝よ。」と言って笑われた。
本人は、名古屋弁とは思っていなかった。　ははは。
銀座の楽器屋へ入って行ったら、ブルーコメッツの故井上さんと会った。
東京だべ～。
有名人に会えた。。。

そういえば、知ちゃんにお願い。
前号で、新潟の“紅顔の美青年”（本人談）：「俺はよう、これで終わりけ？」と書いたら、ご本人から「それは東北弁でよう、新潟弁と違うんだわ。」というクレームが来た。
新潟弁はどういうの？
教えて。よろしく！

さて、そんなわけで、私もナンシーも新しい門出。
名古屋店を移転するからね。
4月29日で閉店する今の店は、36歳で始めたからイケイケだった。
ビルの老朽化だからしょうがないけど、７０歳までここでやりたかった。。。。
5月末に移転オープンする予定の新店舗は、６８歳で始める。
だから、シックな大人のギター屋にします。
そのため、とにかく一杯ギターを仕入れ過ぎて売るほどある。
お楽しみに・・・。

＊4月4日
名古屋店の引っ越しを手伝ってくれる親方がやってきた。
親方：「む・・・。」
打ち合わせは、あっという間におしまい。
親方：「む・・・。」

奴は、誕生日。
おめでとう。

＊4月5日。アメリカから注文してあったギターが届いた。
嬉しい！！！
打ち合わせ等で、２年かかった。
予想以上の出来栄えに満足。
詳細はそのうちに。。。

名古屋へ帰ってきて、内装業者と打ち合わせや引っ越しの準備に追われています。
重いものは、借りた倉庫へ若者3人に手伝ってもらい運び出しましたが、これからは、捨てるか？残すか？の選別をしなければならない。
一番大変なのは、通称“スワンプ＆サザンロック・ウォール”をどう剥がすかです。
１９９２年、グレッグオールマンさん、ディッキーベッツさんなど、店へ来ていただいた皆さんがサインしていただいた壁。
壁クロスにされたサイン。
今度の店の内装業者にお願いしても、体よく断られた。
色んな人が相談に乗っていただいたのですが、かなり難しいよう。

＊４月１２日、
岐阜のＦさんが、職人Ｙさんを連れて来てくれた。
Ｙさんは、バック・パッカーでアメリカ一人旅を経験した人。
楽器は弾かないけど、カントリーやジャズが好きでナッシュビル、メンフィス、ニューオリンズへ行ったそう。
今の時代にも、冒険した若者がいたとは。。。。
何か嬉しい。
腕はあるし、何より根性座っているから、怖がらずに一気に剥がしてくれました。

ほとんど無傷。
うれしい。
お代はいらないって？
えええっ！
そんなわけにはいかない。
お小遣いを差し上げ、ランブリンマンを歌いました。
とても喜んでくれて良かった。
彼もナッシュビルからメンフィスへバスで行ったそう。
私が同じコースをジェリーと走ったことを曲にしたELVIS A GO GOの入ったＳＷＡＭＰ ＷＡＴＥＲＳもプレゼントしました。
私：「ライブやる時は、ご招待するから一番前で聴いてね。」
Ｙさん：「はい。楽しみです！！」
Ｍさん：「うん、そやね・・・。僕もいいですか？」
私：「勿論。」
一番の悩みが解決。
感謝。感謝。

＊４月１４日
お伊勢さんへお参りに。。

現在の名古屋店は、４月２９日で営業終了いたします。
まだまだ片付けと打ち合わせが残っているため、名古屋店はご商談希望されるお客様のご予約と、週末だけご予約を承ります。
本当にご迷惑をおかけいたしますが、何とぞご理解いただけますよう、よろしくお願いします。

■ナンシー名古屋店、移転のお知らせ
“ナンシー名古屋店は、ビル老朽化の為、この４月一杯で移転することになりました。
1988年9月からご利用いただいた皆さまには、感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。 移転先等については、改めてお知らせいたします。店主“