06. 9月 2021 · [EPISODE2818]もう9月だ。。。SGだ。。。。 はコメントを受け付けていません · Categories: 新着情報

8月後半は、ちょっと休憩。
遅い夏休み。。。
今年は、SGを持って出かけました。


今、とてもSGがぴったり。。
左肩は、大昔の交通事故で肩鎖関節脱臼。。
右肩は、名古屋店の移転で上腕筋を痛めてしまい、まだ直らない。
まるで、あしたのジョー・・・。
両腕、だら~ん。。。
ギターは弾けるのですが、重いものを持ったり、腕を上下する動作が、とっても痛い。
右肩を痛めて、早3か月。。。
徐々に良くなってはいますが・・・。
参ったな。。。
こうなったら、軽いギター。。。
ピカ!
SGだ。。。
しばらく、ほっておいたSGを引っ張り出す。
ほとんどスライド用にしか使ってなかったし、ライブがない分出番がありません。
軽い!!!
SGを弾けば、鐘が鳴る鳴る法隆寺!
キンコンカーン!
ええがや。。。
昔は、薄いネックが苦手だったのですが、握力がなくなってきたせいか、今は薄いネックもいい。
このSG(DUANE&DICKEY)agedは、ヴィンテージと間違えるぐらい鳴りはいい。
何よりも、薄いのにネックがしっかりしています。
生鳴りの音がいいから、アンプなんていらない。
SGといえば、私の原点CREAM。
クロスロード、ステッピン・アウト、スプーンフル、シィッティン・トップe.t.c。を弾いてみます。
いいね。。。
1960年代後半は、クロスロードを弾けたら、スーパー・ギタリストになれた時代。
高校生の時、必死に耳コピーしました。
3弦プレーンの弦がない時代、1、1、2、3、4、5と張って弾いてました。
1弦(12の太さ)は、チョーキングできない。
自然にベロンベロンのテンションになってる2弦のチョーキングを多用しました。
今も、2弦のチョーキングが多いのは、この時に癖がついたのかも???
1970年前半、東京へ出てきて、フェンダーの150ロックンロール弦(10-38)やダルコ・ファンキー弦(10-46)を 買って大感激。
初めて、普通の弦の張り方で弾けるようになりました。
ファンキー弦は、当時500円。
しかも1弦と2弦が2本づつ入っていたのです。
若者の味方だった!!!
アーニーボールは、1850円。。。
1972年春、やっと貯めたお金とバイトで稼いだお金で、お茶の水のI楽器さんへ行って念願の新品GibsonES-335TDを買った。
ストレスのないこと、ないこと。。。。
このギターを持って、伊豆やいろんなとこを旅しました。
1974年、この愛機でAロックに出て優勝。
ヴィンテージ・ギターが日本に入っていない時代。
楽しかった。。。
1974年ぐらいまで、遊びでクロスロードを弾けば、まだみんなに驚かれた。
ははは。
私自身は、その時すでにブルースやオールマンをやっていたのと、クリーム時代のクラプトン・スタイルから離れて、自分のスタイルを作りたかったので、あえて避けてもいました。
たまに、クリームを真剣に弾くと、気持ち良すぎて、振り出しに戻ってしまう・・・。(笑)
と思ってたら、よくライブに来てくれるフレディーそっくりなTZKINGさんが、「いつもライブで聴いているけど、クラプトンと岸田さんのピッキングやタイミングは違っているから、そんなに感じないよ。」と言ってくれたのには、びっくり。
嬉しい!
やっと離れることができたかも?
してして、めでたくクリームに戻ることにしました。
超久しぶりにクロスロードをレコード通りに弾いてみた。
あ~れ~!!
忘れているし、ポジションは違ってるし、指が動かないし・・。
いかん!あかん!おかん!
必死にコピーしなおしだ!
相変わらず耳コピーですが、今は楽だね。
レコードみたいに、同じところにレコード針を落とす必要がありません。
なんとなく、ギターソロ全体のコピーができてきた。
高校生みたいで楽しい。。。
しかし、クロスロード後半のギターソロ。
数フレット内で、よくぞこんな凄いソロが弾けたものです。
当初は、スタジオでオーバーダブしたと思っていましたが、ブートを買ったら、音色はもっとごつかったですが、全く同じ演奏でした。
本当に凄いですね。
結局、真剣にコピーしたのはこの1曲とDUANEのスライドだけだった。

というわけで、クリームの数曲を、毎日弾く。。。
夏休みの間、ずっと弾いてます。
東京へ戻ってきても同じ。
朝起きたら、クロスロード。
仕事から帰ってきたらクロスロード。
ネットフリークスで映画を見ながらクロスロード。
寝落ちしながら、クロスロード。
寝る前にクロスロード。
・・・・・・・。

さて、名古屋へ帰りますか。
と思ったら、名古屋の家に着きました。
今週は、しばらく名古屋店を営業。。。
さて、クロスロード・・・。
つづく。