27. 5月 2023 · [EPISODE2903]■44年ぶりの再会。■Ada子・誕生・・・ はコメントを受け付けていません · Categories: 新着情報

■44年ぶりの再会。
今週は、名古屋にいます。
ずっと忙しい。。。
その中で、44年ぶりの再会がありました。
人ではなく、アンプ。
MESA BOOGIE(メサ・ブギー・)アンプ(以下ブギー)。
1970年代の初期モデル・マーク1(MK-1)。
3ボリューム。 ※マークⅡから2チャンネル&4ボリューム

今は当たり前になった、大出力&小型アンプの走り。
マーシャル等大きなアンプが主流だった時代。
ブギーのような大出力の小型アンプが流行り出したのです。
特に、1976年のラリー・カールトン来日公演は、衝撃でした。
ラリーさんの芝の厚生年金会館ライブは、本当に素晴らしい演奏と音でした。
とにかく、335と小型アンプのセットがお洒落だったです。
世の中、335ブーム!!!
天邪鬼な私は、335を弾かなくなりました。(笑)

*私とブギー・アンプの出会い。
1)最初にブギーを弾いた男。
その前に、ブギー・アンプとの初めての出会いは、1975年?輸入元へ偶然に遊びに行った時、ちょうど初めて日本へ入荷してきたブギーアンプを見せられ、弾かしてもらったことから始まりました。
Sさん:「このアンプを、日本で最初に弾いたのは岸田君だよ。」
私:「へええ・・・。」
光栄です。
素晴らしいアンプでしたが、とっても高い上に手作りアンプだったため、中々入荷してきませんでした。
その後、数年で数台が入荷しただけ。
日本では、MESIAとかルックスそっくりのコピー品が出回ってました。

2)ブギーの会社へ訪問
1979年、アメリカ一人旅している時、ブギーの工場へ行く機会に恵まれて、一人レンタカーを借りて向かいました。
電話で教えられた通り走りました。
どんどん山道を進みました。
今考えても良く無事につけたと思います。
当時、ブギーは、まだ山奥の別荘で作られていてのんびりしていました。

社長のランディさんに挨拶。
私:「初めまして。日本から来ました。」
ランディさん:「いらっしゃい。 ところで、ピンポンできる?」
私:「えっ? できますよ。」
ランディさん:「ビューティフル。」
商売に入る前、ずっと卓球に付き合わされていました。
ピンポンは得意だったから、カーブかけたり圧倒!(笑)
ピンポン外交みたいだった。
ははは。
ジンキーじゃないけど、これじゃあ大量生産できないや。
その時もうMK-2になっていたのですが、数台だけMK-1があり。MK-2と一緒に分けてもらいました。
蛇皮仕様もありましたが・・・。

3)ブギーの日本進出。
1982年頃。
ランディさんのコンサルタント会社から、いきなり連絡が入り、日本に代理店をおいて、拡販したいので相談にのってくれとのことでした。
彼らの日本の市場調査が済んだ後、赤坂のインド料理屋で食事しながらミーティング。
コンサルタントの人:「どうしたら、ブギーアンプがもっと日本でシェアを高めることができると思いますか?」
私:「当たり前ですが、まず、流通を安定させることですね。何よりも日本へ輸入する場合、物品税と輸入税を支払わなくてはならないから、メインの高額なモデルとは別に、若者が買いやすいモデルを発売すると良いかもです。例えば、SON OF BOOGIEシリーズとか。」
などなど、偉そうにアドバイス。
その後のキャリバーシリーズがそれだったかな?

話を戻して、1970年代中期以降に日本へも入荷し始めた頃の1台が、44年ぶりに戻ってきたのです。
重い。。。
音はいい・・・。
JBL付フェンダー・ツイン・リバーブよりも重く感じる。。。。
明日、リペアへ出しますが、運送会社は持って行ってくれるのでしょうか??

■リハーサル。
5月25日、仕事が終わってからリハーサル。

ティナターナーさんが亡くなったニュース。
83歳。
ご冥福をお祈りします。
そうだ。5月27日のライブで、彼女を追悼する曲をやろう。。
ティナ役と言えば、リエちゃん。
さっそく電話したろ。
リエちゃん:「嬉しい! 呼ばれるの待ってました。」私:「こっちも! 来てね。」
えっ!
残念!!
彼女もライブが重なっていて来れない。。。。。
リエちゃん:「また参加させてください。でも、ミニはもうダメダメ。。」
私:「じゃあ、マリリンでお願い。。。。」
ははは。

困ったな。。。
CCRバージョンはキーが高いし。。。
プラウド・メアリー・ブルースにしよ。
Adamに歌わせることにしました。
私:「Adam、 君は、これからAda子になるんだ。」
Ada子:「はい。」
ははは。
意外に歌える。
意外に、アメリカ人なのに、英語が下手だな。
Adam:「ぺーっ!」
さて、5月27日のライブも盛り上がるぞ!!!!

*5月26日
ライブで使うギターをメンテ。
弦も交換。
よし!!

つづく。。。

◆5月27日(土)名古屋シーダーズ*KUNIO KISHIDA & THE HWY-41
G&V:KUNIO KISHIDA, Dr:ADAM, B:KENSUKE
開場:6時、 開演7時 ご予約:2,500円 当日2,800円(四方山読者特別)要1drink
kuniokishida@kuniokishida.comまでお願いします。