02. 6月 2023 · [EPISODE2905]■一つ上のギターソロを目指すため。 ■滑走路へ。。。などなど。。。 はコメントを受け付けていません · Categories: 新着情報

■一つ上のギターソロを目指すため。
2003年製DUANE ALLMAN SIGNATURE LES PAUL.
ここのところのメイン・ギター。
2003年春、東京ギターショーで手に入れた1本。
自分にとって大切なギター。
長年愛用してきた通称ナンシーの後継機として、色々改良してきました。
もし、DUANEモデルでなかったら、こんなに時間をかけずにいたでしょう。
もう20年。
ようやく、ナンシーに近づいてきた。
音の追求は、ナンシーPAFによってかなり理想に近づきました。
後は、弾きやすさの追求。


先日のライブで、気合入れて弾いていたら、数回指から弦が外れた。
とっさに対応して弾いているので、聴いていただいている人にはわかりません。
縦横無尽に弾きたいのに、フレーズを組み立てれない。
いつもと違ったギターソロになるのもいいですが、極めたいので結果オーライでは納得できません。
普通の指の状態なら、まだ我慢して弾けるかもしれないけど、左指の腱鞘炎が酷くなるのは困る。
3回目のリフレットすることにしました。
10年ぐらい前にリフレットしたレスポール・カスタムとフレットの比較をします。


フレットの太さ、高さはほとんど変わりありません。
カスタムは、何も考えなくても弾ける。
でも、DUANE君は指にストレスを感じる。
ネックの形状とネックの鳴りが関係してるね。
同じフレットの高さで、ほんのちょっと高くしたフレットを打ってもらうことにしました。

■滑走路へ。。。
こんにちは。
後輩F君がやってきた。
私:「どうしたの? 何十年ぶりだい?」
たぶん、31年ぶりかな?
F君:「凄い企画を持ってきたので、ぜひ参加していただけませんか?」
私:「はあ?」
F君:「Kさん、Sさん達にもお願いします。」
私:「はあ? 今、私がいくつか知ってる?」
F君:「もちろんです。だからお願いに参りました。」
私:「あのさ、羽を広げて飛び回った後。 今、羽を畳んで滑走路に降りようとしてるんだよ。」
F君:「まだ早いですよ。まだまだ羽を広げて飛んでください。」
私:「何、言ってるの。」
コロナによって、自分に冷静に慣れました。
これからは、自分の年齢を踏まえて、限定した範囲で、ヴィンテージ・ギターショップ・ナンシーの経営と、ミュージシャンの活動を行い、細く長く続けていきたいのです。
ナンシーの仕事は、息子がかなりできるようになってきた。
ミュージシャンとしては、レスポールさんみたいに90歳までやりたい。
これまでのようにトップギアで走っていけるわけない。
F君:「ぜひ、お願いしますよ。」
私:「まあ、その内考えるよ。」
F君:「岸田さんの希望通りにやります。」
私:「はあ・・・。」

■アメリカの仲間からの電話。
6月1日朝・
HEY! KUNIO。。。
ハ―シャルだ。
私:「どうしたの?」
ハ―シャル:「FACEBOOKで観たよ。ジェフ・ベック・トリビュートめちゃいいね。」
私:「ありがとう。」
ハ―シャル(以下H):「1970年代から会うと、オールマンばっかり話をしてたのに、ジェフベックも弾くんだね。」
私:「オールマンは行きついた先。 一応は、あの時代の音楽は聴いてたよ。でもね。演奏したのは初めて。」
H:「クニオは、レコーディング・アーチスト。聴かせ方を知ってるね。」
私:「ははは。ありがとう。自分なりに考えるとスライドで弾くことだね。」
H:「またライブ観たいよ。」
私:「ありがとう。。。」

https://www.facebook.com/1121577755/videos/213931554292575/ ←見れますかね?

つづく