*11月21日、22日
リハーサル。
初日は、あまりに腰痛が酷かったため、レスポールは止めて。軽い‘57ストラト(ホワイティー)だけ持っていきました。
いつも立ってリハーサルしますが、曲構成の確認だけなので、座ってやりました。
ストラト、いいね。
今回は、いつものメンバー(遠藤敬三:B、小野秀夫:Dr、小山知子:V&Ch)に加えて宇戸トシヒデさんがピアノ&オルガンを担当してくれます。
初期のアルバムは、キーボードが要。
めちゃレイド・バックな演奏になった。
まさに、原点に戻った感じ。
加えて、その当時にコーラスで手伝ってくれた藤田理恵ちゃんがゲスト出演してくれることになりました。
懐かしい。。。
演奏しているうちに、あの頃を想いだします。
亡くなった Johnny Sandlinさん, Scott Boyer さん, Pete Carrさん, Jimmy Johnsonさん, そしてJamie Oldakerさん、日本のキーボーディスト小山英樹さん・・・。
何とも言えない気持ちなります。
感謝感謝です。
二日目は、腰痛が癒えて、レスポールも持っていきました。
卓越したメンバーなので、1回演奏してほとんど完成。
問題ありません。
今日は、ゲスト出演してくれるジュリアン・マックさんがリハーサルに参加。
二人で打ち合わせをやったので、メンバーとの顔合わせが主な目的。
彼は、とてもチーム・ワークを大切にしていて、自分が受け入れられるか?気にしていたのです。
私:「大丈夫。私の友達は、みんなの仲間だから。」
ジュリアンさん:「それを聞いて安心した。」
終わりごろ、プロデュ―サーのアレンがやってきた。
アレンさん:「今回もいい録音できるように頑張るね。」
私:「よろしく。」
アレンさん:「そうそう、明日は世界で活躍する大切なお客さんをご招待したのでよろしく。」
私:「へえ・・・。」
名前を聞いてびっくり。
私:「そんなアメリカ音楽界の重鎮が、私のライブを観に来るの?」
アレンさん:「そうなの。頑張りましょう。」
後で聞いたのですが、LAから来たその人達は、ダリル・ホールのライブをキャンセルしてまでして来てくれたそうです。
頑張らなくては。。。。
*11月23日
ベース君に手伝ってもらい、レスポール2本。ストラト2本、ジンキー・アンプを持ってクロコダイルへ。
親方:「む・・・・。」
メンバーより先に行って音作りします。
今回、この4本の音作りをアンプ1台で賄うのは本当に大変なんですが、それを可能にするために設計してもらったジンキー・アンプがあるので、全く問題ないのです。
ギブソンとフェンダーの出力の違いを克服すれば、自分の音で弾けるようセッティングできます。
よし!
おはようございます。。。。
みんなが集まってくる。
このメンバーは、バンドではないため、必ずリハーサルが必要。
普通は、当日にライブと同じだけリハーサルします。
つまりリハーサル2時間、ライブ2時間、合計4時間演奏するのが、とても苦痛になってきたのです。
でも、今回は、直前に2回リハーサルしたので、その必要がなくて楽です。
腰はまだ痛いし・・・。(笑)
これからは、前日リハーサルにしよう。
マッスル・ショールズ・レコーディングを再現するライブ。
ギターも同じギターを使用。
2002年に買った大切にしていたTシャツを着てきました。
今回も、沢山のお客さんが来てくれました。
先ほどお話しした外国からのお客様、ナンシーのお客様、初めてのお客様、沼津のスーパーギタリスト夫妻、メイコン仲間・・・。
昔、私がオールマン・ブラザーズを担当したテイチクのマイナス1CDシリーズの企画したNさんも来ていただきました。
懐かしい!
東京・千葉・埼玉・茨城の関東地域だけでなく、静岡、名古屋、大阪、広島などからも・・・。
9月から始まった “GUITAR CANVAS”(VINTAGE&PREMIUM GUITAR Rhythms&ROASTSを改名)に一緒に出演してる仲間が応援に来てくれて嬉しいですね。
感謝、感謝。。。
次回は12月8日。
最後にジョージ吾妻さんを呼んで一緒に演奏しよう。
頑張らなくては・・・。
ライブはあっという間に終了。
2年ぶりに弾いたNANCYが絶好調。。
■2023/11/23 CROCODILE SETLIST
*1STAGE
□使用楽器LP’59 (JESSICA)↓
1. WITCH FACE sw 魔女顔と遊んだほうがまし。
2. THANKS ANYWAY sw いつもありがとう。
3. WHAT A FOOL sw B型に捧げるブルース
4. LONG TIME NO SEE sw お久しぶり
5. BETTER DAYS sw 振り回された女性がいなくなったら、いい日だったとわかった。
□使用楽器’57 STRAT(WHITY)↓
6. IT’S YOU sw 若者は荒野をめざす。ギターを弾けない人の為にFコードが出ない曲。
7. IT’S ONLY YOUR SMILE sw 全てを笑顔で許す女性の歌。
8. HELPIN’ HAND (instrumental) sw みんなで助け合い。
*2STAGE
□使用楽器’54 STRAT(SHIGE CHAN)↓
1.ELVIS A GO GO sw ジェリーとナッシュビルからメンフィスへ行った時の物語。
2.WHAT WILL BE WILL BE al 人生勝つか?負けるか?引き分けるか?せめて引き分けでお願いたい。
3.LIVE IN HOPE al 希望を持って生きて。
□使用楽器LP’59 (NANCY)↓
4.MISS YOUR DIMPLES al 父から娘へ
5.BLOOMFIELD’S SHUFFLE マイケル・ブルームフィールドに捧げるブルース。
6.I GOT SICK? sw w/Rie 忙しすぎて病気になった?
7.DON’T LEAVE ME PLEASE al w/Rie 幸せな時ほど不安。
8.AT MIDNIGHT sw w/Rie 男の見栄を歌った曲
encore
9.STATESBORO BLUES W/Julian Mack
10.MISSIN WITH THE KID W/Julian Mack & Rie
11.SWEET H. CHICAGO W/Julian Mack & Rie
12.CROSSROAD W/GEORGE 吾妻さん
sw:SWAMP WATERS al:ALABAMA BOY
このライブを終えて、原点に戻ったような気分になりました。
最近、音楽を続けるために模索していたのですが、何かを掴めたような気がしました。
この企画の第二回目は、アラバマボーイのアルバム曲中心に、3月28日クロコダイルで行います。
ぜひ、来てくださいね。
つづく。