9月28日。午前8時。
テネシー州のナッシュビルへ。
約6時間のドライブ。
メイコンを出ると家を運んでいる車がいた。
アメリカですね。
Facebookにアップしたら、「BIG HOUSEを持っていくのか?」という書き込み。
ははは。
「盗んだった!」と返信。
みんな、大笑い。
私のジョークが利くのが楽しい。
アトランタ、チャタヌーガ(50年代の名曲チャタヌーガチューチュー)を通過。
快調に北へ向かう。
山のてっぺんに立つと、5州が見渡せるところがある。
何度も通っているのですが、行ったことないので、いつか行ってみたいものです。
無事に音楽の街ナッシュビルへ到着。
時差1時間あります。
不思議な国です。
さっそく、知り合いの楽器屋さんを訪ねる。
久しぶりです。
昔の仲間や1979年に故アレンウディと会った場所です。
アレンが、Duaneのお墓の場所を教えてくれたのです。
昔はダウンタウンにあったのですが、広い場所が必要になり郊外へ移ってきたのです。
次にジェリーがお世話になっているリペアショップへ。
ここは、ナッシュビル在住のミュージシャンはじめ有名なミュージシャンが信頼している店。
知り合いや有名なアーチストのギターが持ち込まれていました。
1959年の素晴らしいバーストを見せられて、思わす欲しい!!!
TONE MANとSLIDE ANGELをプレゼントします。
ハロー!
でっかい人が入ってきた。
えっ?
私:「ヴィンス・ギル?」
オーナー:「そうだよ。紹介する。」
私:「オ~!!お願いします。」
オーナー:「ヴィンス、彼はクニオ。日本から来てるんだ。ギタリストでありヴィンテージギターのオーナーだよ。」
私:「初めまして。」
ヴィンス:「オ~。よろしく。」
今夜ナッシュビルで演奏する前にやってきたそう。
もう5時過ぎてるよ。
ホームタウンなんだろうね。
ギター談義。
私:「ヴィンスの愛用テレキャスターはいい音してますね。何年製?」
ヴィンス:「1953年製だよ。」
私:「へえ~? バター・スコッチ・カラーじゃないんだね。」
ヴィンス:「珍しいだろ。」
私:「グレッグ・オーマンのAll My Friendで使ったES335は?」
ヴィンス:「1961年製チェリーレッドのドットマーカー。」
私:「いい音してたね。」
ジェリーが、TONE MANとSLIDE ANGELをプレゼントする。
ヴィンテージギター好きのヴィンスは、さっそく見入ってます。
私は、オーナーに頼まれて本とCDにサインします。
ヴィンス:「俺にもサインしてくれ。」
私:「えっ?あなたがすべきですよ。」
有名人にサインをねだられる。ちょっと不思議な気分。
ははは。
ヴィンスへサインしました。
私:「またね。」
ヴィンス:「OK!」
車に乗る。
私:「こんな所で有名人に会うとはね。」
Jerry:「ほんと。」
私:「あっ!」
Jerry:「What?」
私:「ヴィンスにサインもらい忘れた!」
Jerry:「オーノー!」
私がサインして、ヴィンスのサインをもらい忘れた。
あほや~。
次に、ジェリーお勧めの中古屋さんへ。
ここは初めて。
でも、一杯あります。
「クニオさんですか?」
えっ?
私も有名になったのかな?
私:「そうです・・。 あっ!ジャック?!」

ジャック:「そうです。パパ。」
オー・マイ・ブッダ!
ジャックが少年の頃、東京に住んでいて、お父さんとやってきてファイヤーバードを買ってくれたのです。
その後アメリカへ戻り、10年ぐらい前に戻ってきた時、素晴らしいブルースギタリストに成長していたのです。
「日本では、ギターの仕事がないからカリフォルニアへ戻る。」と言って、また帰って行ったのです。
十年ぶりです。
私は年を取り、彼はでかくなりました。
ははは。
私:「ナッシュビルにいたんだ。 よく偶然に会えたね。」
ジャック:「びっくりだね。彼(Jerry)を見た時見覚えあるなと思っていたら、クニオが入ってきた。」
ははは。
ジャック:「カリフォルニアでも仕事なくて、街が広すぎて疲れたから、2年前ナッシュビルに移ってきた。」
私:「仕事ある?」
ジャック:「うん。カントリー、ブルース、まあまあ稼げるよ。」
私:「良かったね。」
さすが、音楽の街ナッシュビル。
生存競争は厳しいけど、他の街よりはいいみたい。
夜、久しぶりにナッシュビルの夜を堪能。
昔、あんなに物騒だったブロードウェイが、観光地になっています。
いいね。

私:「ジャック、ここは昔ショーバッドという店があったところ。1970年頃、クラプトンがストラトを買ったところだよ。」
ジャック:「凄い。」
今は、生バンドが入っているホンキートンク(カントリーバー)へ入る。
まさに、50‘s。
楽しかった。
ミラクルなナッシュビルの夜は更けていきます。
つづく。