07. 10月 2017 · [EPISODE2629]アメリカへその3)三日目メイコン。 はコメントを受け付けていません · Categories: 新着情報

      9月22日。
朝早く、地元ラジオ局フリークFMへ。
Jerryに助っ人を頼みましたが、DJから、どんどん質問されて、結局自分で答えることになりました。
DJ:「ようこそ!メイコンへ。」
私:「ありがとう。」
DJ:「歓迎します。ラジオ出演していただきありがとうございます。」
私:「こちらこそ、光栄です。」
DJ:「クニオは、Duaneはじめオールマン・ブラザーズの大ファンですが、これまでの音楽の経緯を話してもらえますか?」
私:「ハイ。最初は、ビートルズや英国のバンドが大好きでした。ギターについてはクリームが大好きだったのです。その後、マイケル・ブルームフィールドやオールマンブラザーズを知り、アメリカンロックに傾倒していったのです。」
DJ:「そうですか。」
私:「特にデュエインのスライド・プレイにはノックアウトされました。ディッキーのメロディアスなギターも大好きです。」
DJ:「日本では、ブルース・ロックやサザン・ロックはメジャーですか?」
私:「いいえ。昔からマイナーです。日本は独特な市場ですから。」
DJ:「そうですか。。」
私:「それは40年以上前からです。私の場合、楽器屋を営みながら、自分の音楽を追求してます。」
DJ:「ヴィンテージ・ギターを所有されていますね。」
私:「ハイ。自分が憧れたギタリスト達のサウンドがヴィンテージギターで得られるからです。いわば、王道な音です。それに、自分の音楽に必要な音を出せる相棒でもあります。」
DJ:「オールマンゆかりのギターもお持ちですか?」
私:「ハイ。」
DJ:「今日のギターは?」
私:「1952年製ギブソンレスポールです。日本から自分のギターを持ってこれなくなったため、去年アメリカで使うため手に入れました。」
レスポールで“ジェシカ”を少し弾いてみせました。
これにはDJはじめ皆さんが喜んでくれました。
DJ:「クニオのギタースタイルを一言で表すと?」
私:「エリック・クラプトン+ブルーム・フィールド+デュエイン・オールマン+ディッキーベッツ+寿司」
はははは。
DJ:「それはわかりやすい。」
受けた。
DJ:「最後に、何か一曲弾いてもらえますか?」
私:「ハイ。」
“SLIDE ANGEL”アルバムから“UNFINISHED”を演奏しました。
ありがとう。
午後2時。ダグラス・シアターへ
今日は、ROYAL JOHNSONとLEFTY COLLINS & NO MERCY BANDにゲスト出演します。
リハーサルとサウンド・チェック。
ハロー!!!
あっ、Rさん!
Rさん:「約束のデュエインが使ってたコニシディン・ボトルを持ってきたよ。」
私:「本当!!!嬉しい!」
Rさんは、あのクライテリア・スタジオで働いていた人。1974年の461オーシャンブールバードではフル活躍。このボトルはレイラのアルバムで使用していた一個で、トムダウトからもらったそうです。
嬉しいな。
何十年も厳重に保管されていたので、テープがネチャネチャ。
そっと開けてみました。
これこれ!
でも、コニシディンのステッカーが張ったままだ。
Rさん:「これには秘密がある。」
私:「なるほど。。。」
ROYAL JOHNSONとは知らない曲を演奏するので、ソロ回しの打ち合わせ。
LEFTYとはWhippin’ Postを演奏するので、挨拶だけしました。
午後4時半
JERRYとデュオで演奏するギャラリーウェストへ。
もう皆さんが待っていてくれました。
嬉しいね。
3年目になると、認知度も上がっているようです。
知り合いになった皆さんが集まって来てくれます。
今回は、ギターを聴かせる曲を中心にセットリストを考えました。
シカゴから来たマークさんと地元の若者をゲストに演奏。
最後に“ランブリンマン”を皆さんと大合唱しておしまい。
ここのライブは、名古屋でやっているインストア・ライブと何ら変わりません。
楽しかった。
午後6時、再びダグラス・シアターへ。
会場は満員。
最初にメイコンの若手バンドROYAL JOHNSONと演奏。
彼らの新譜からファンキーなブルースを演奏しました。
私は、スライドを弾きます。
いいね。
ひたむきな若手サザン・ロック・バンドです。
ハードに押すばかりでなく、メロディーを忘れない彼らは素晴らしい。
平均年齢28歳ぐらいかな?
息子たちみたいに可愛い。
頑張れよ!!!
LEFTY COLLINS & NO MERCY BAND
お約束のWHIPPIN POST
どこのパートを弾く???
LEFTY:「クニオは、デュエインのパートを弾いて。」
私:「OK!」
お茶の子さいさい。
ソロを終えると大喝采。
嬉しいですね。
あっという間に終了。
午後11時過ぎ
1970年代初頭にオールマン・ブラザーズが出演していた、伝説のライブ・ハウス“Grant’s Lounge”へ。
ここに出演するバンドから招待されました。
街は閑散としているのに、店へ入ると、超満員。
どこから来てるの????
クニオ!!
色んなとこから声をかけられます。
嬉しいですね。
ダグラス・シアターにいた人達がこっちへ移ってきてました。
みんな、元気だな。。。
12時を回り、眠い。。。。
もう帰えりたい。
と思ったら、ギターを持ってきてほしいと言われ、ステイツボロブルースを弾いて帰りました。
ありがとう。
つづく。