24. 5月 2018 · [EPISODE2674]5月22日は、ナンシー名古屋店がワイキキの楽器屋に変身! 何!? はコメントを受け付けていません · Categories: 新着情報

今週は、月曜日から名古屋店を営業。
*5月22日。
アロハ~!
おおおっ!
コニャニャチワ・・・。
ハワイからボビーさんがやってきた。
初めまして。
随分前にFacebookで知り合ったのです。
でも、会ったのは初めて。
いきなり盛り上がる。
ボビーさんのためにラップスティールを用意しました。
アロハェ~!
うまい!
プロなので当たり前ですね。
日本へは、ツアーで来日。
最終日が名古屋だったので、ハワイへ帰る前に寄ってくれたのです。
いい音だ~。
今日のナンシー名古屋店は、ワイキキだ~!
ははは。
1960年代~1970年代のハワイの話になる。
ハワイでは、美空ひばりさんがスーパースターだったとのこと。
ボビーさんが、日本の曲を弾いて見せる。
私:「良く知ってるね。」
ボビーさん:「ハワイ人は、みんな日本や日本の曲が好きなんだよ。」
私:「嬉しいな。」
ボビーさん:「最初、日本に来るまで、日本でハワイアンが受け入れられるか心配だった。」
私:「何言ってるの。今も大ブームだよ。となりのビルにもハワイヤン・ダンス教室がある。」
ボビーさん:「本当だ。」
私:「日本人は、1960年代~1970年代は日野てる子さんはじめハワイアンが大ブームだったんだよ。」
ボビーさん:「そうなんだね。」
私:「だから、日本人はハワイへ行くのが憧れだった。」
ボビーさん:「それで、日本の人がいっぱい来るようになったんだ。」
ボビーさんが言ってましたが、1960年代のホノルルは、ホテルは2つしかなかったそう。
それが1970年代からホテルが乱立しはじめ、凄かったこと。
私:「カメハメハ~!」
ボビーさん:「おおっ! 自然な発音。」
私:「???」
ボビーさん:「アメリカ人が言うとチャメチャメハに聴こえる。」
ははは。
ボビーさんは、現地の人。
本土の人達をアメリカ人と言ってました。
私:「ところで、何で私のことを知ってたの?」
ボビーさん:「2006年頃、ハワイにいるヴィンテージギターのコレクターが、ダラスのショーへ行って、KUNIOが出したヴィンテージレスポール写真集“TONE MAN”を買って来てくれたんだよ。それで知った。」
私:「へえ~。そうだったんだ。」
ボビーさん:「でもうれしいな。」
私:「何で?」
ボビーさん:「普通、ミュージシャンでヴィンテージ・ギター・ディーラーのオーナーなら、近づきがたいイメージなんだけど、メチャ面白いし。普通の人だ。 ははは。」
私:「まあ、それは相手次第だけどね。 ボビーさんとはすぐに気が合ったからだよ。」
ボビーさん:「嬉しいな。ハワイに帰ったらみんなに報告するよ。」
私:「自分の性格でもあるけど、サザンロックのスター達に学んだんだ。亡くなったグレッグやディッキーさんもステージではオーラが凄いけど、プライベートでは全く普通の人と変わらないんだ。自分もそのスタイルが好き。メイコンで受け入れられたのも、そのスタンスだったからかな?」
ボビーさん:「そうだよ。」
ボビーさんは、同じ年。
Duane Allmanのスライドを初めて聴いた時、まるでトークしているかのように聴こえたそうです。
ソフトな音色は、ハワイアン・スティールに似ていたとも言っていた。
彼は、スティール・ギターでオールマンを弾いていたら、みんなが「彼はギターで弾いてるんだぞ!」と笑われたって。
ははは。
あの頃、日本でも、スティツボロ・ブルースをスライドではなく、指弾きしているバンドが多かった。
無理もないね。
手がかりが何もなかった。
彼は、マイケル・ブルームフィールドやジミ・ヘンドリックスを実際に観たそうです。
私:「羨ましい!!!!」
ボビーさん:「ジミヘンが、ウッド・ストックみたいに“星条旗よ永遠に!”を弾きだしたんだ。」
私:「へえ。」
ボビーさん:「会場はオペラをやるような場所で、もの凄い反響音だった。」
私:「それから?」
ボビーさん:「ジミヘンは、いきなり弾くのを止めて。“国歌を弾いているんだから、みんな立てよ!”と言ったんだ。」
私:「へえ~。面白い。」
ドモ~!
おっ、キーボードの鹿島さんが、名古屋へ来るついでに5月30日のリハーサルに来てくれた。
さっそく、3人+マネージャーでワイワイ。
鹿島さんは、自前のピアノをセットアップ。
3人で色んな曲をセッション。
坂本九さんの“上を向いて歩こう”(スキヤキソング)を演奏。
鹿島さんは、ピアノで伴奏。
ボビーさんは、スティールでメロディを弾く。
私は、ストラトでオブリ・スライドを弾く。
はははは。
いい演奏だった。
ボビーさん:「日本の曲をハワイ人がメロディーを弾き、Duane Allmanばりのスライドのオブリ。面白い!!」
はははは。
確かに。
またボビーさんがスティールを弾く。
私:「本当にワイキキみたい。」
私は、フラダンスを踊る。
ボビーさん:「はははは!日本最後の日にこんなに笑うとは思わなかった。腹がよじれる!!」
ははは。
ボビーさん:「次回、日本へツアーに来た時は、観に来て。」
私:「勿論。」
ボビーさん:「その時は、Kunio、ステージに上がって一緒に・・・。」
私:「OK。フラダンス踊るから。」
ボビーさん:「あはははは。」
鹿島さん:「いや、一緒にギター弾こうと言ってるんですよ。」
私:「いや、フラダンス踊るよ。」
はははは。
今日一日はこれでおしまい。
ボビーさんは、“帰る”と言ってから、面白すぎてちっとも帰って行かない。
私:「ボビーさん、私の得意が何だかわかる?」
ボビーさん:「???」
私:「話をメチャ盛り上げて、帰りたくなさせるの。良く、お客さんが電車や飛行機に乗り遅れる。」
ははは。
ボビーさん:「それは困る。クククッ。。。」
最後に、ナンシーの店の前で記念撮影。
お達者で。。。。。。

 

*5月23日
お休み。
一日ギターを弾いてました。
つづく。