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新年、あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。
２０１８年は、ナンシーにとって、３０周年を迎えることができまして、とても有意義な年になりました。ご愛顧いただきました皆様には、本当にありがとうございます。
２０１９年も、素晴らしいギターをご紹介させていただきます。どうぞよろしくお願いします。 ナンシー社員一同。
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２０１８年は、レコーディングに始まり、
７月に渋谷店をファイヤー通りに移転。
９月ジョージア州メイコン市で行われたGABBAに出演。
１０月プレイヤー誌によるＧＬＡＹのタクロウさんとの対談。
１１月２２日。ＧＬＡＹのタクロウさんも参加していただいた９枚目のアルバム”Brotherly Love”（ブラザーリーラブ）を日本発売。
１１月２５日。原宿クロコダイルにて、その記念ライブ。
など、色々と実りの多い年でした。
ライブの回数を減らして、作曲活動とレコーディングに時間を費やしました。
９枚目のアルバム”Brotherly Love”（ブラザーリーラブ）を完成させることに必死だった。１１月になって、ようやくじっくり聴き返す時間を持てるようになり、一曲づつ噛みしめるように聴き続けてます。
今回も、夢中に作曲して制作したアルバム。
当初は、ジョージア州メイコンを歌ったアルバムにするつもりでしたが、大切な仲間ジョニー・サンドリンさんやスコット・ボイヤーさんが亡くなったりして、彼らに捧げるアルバムとして、アルバムのコンセプトをBrotherly Love（兄弟愛）にすることにしました。
スコットさんは、亡くなる前に彼の名曲“Please be with me”と共作”In the dark”をレコーディングしてくれました。
２月１３日彼が亡くなった数日後、オーバーダビングした際、涙が溢れてギターのフレットが見えなくなってしまいました。
今、この２曲を聴いても、その悲しみが伝わってきます。
本当に悲しい。
天国で聴いてくれてますね。
その後に作曲した曲を聴き返すと、兄貴によってビートルズに影響された少年時代、６０年代後半に憧れたサイケデリック・サウンド、オールマンに強く影響された１９７０年代。ディッキーさんに言われて自分のオリジナルを作り出した９０年代など、自分の音楽ヒストリーになっていました。
当初、ブルース・ロックに原点回帰した前作”Slide Angel”の続作になるかな？と思ったら、もっと自分の内面が強く出たアルバムになったのです。
何度も聴いているうちに、自分の音楽の完結作にも思えるようになりました。
この後はあるの？と問いかけるようにもなりました。
おしまい？
これでおしまい？
アルバムをお買い上げいただいたファンの方で、同じことを感じた人がいたんですね。
先日、わざわざそのことを伝えに来てくれたのです。
Ｍさん：「このアルバムは、台所で料理作ったりしながら聴けないの。本当に説得力があるアルバムですね。」
私：「ありがとう。」
Ｍさん：「でも・・・、なんか、遠くへ行ってしまいそうに思えて・・・。」
私：「ははは。私は死なん！」
Ｍさん：「そうだといいけど・・・。」
私：「実はね、そうなんです。自分も同じようなことを感じたんです。死にはしませんが、音楽を完結したくないから、さっそく１１月２７日にジェリーとジェイミーと次作のレコーディングをしたんだよ。」
Ｍさん：「本当！」
私：「まだまだ、行きますよ。」
Ｍさん：「嬉しい！安心したわ。」
こちらこそ、嬉しいです。
イケイケどんどん！！！
先々週、アメリカで買ったペイズリーテレが届き、弾いていくうちに次作のヒントをくれました。
ポール・バターフィールド時代のマイケル・ブルームフィールドやヤードバーズ時代の３台ギタリストのソリッドなテレキャスター・サウンド。
レスポール＋マーシャルサウンドが登場する前の音です。
２０１９年、１０作目はこのテレキャスターを使ってブルース・アルバムを作ろうと思ってます。
頑張ろう！
昨年末から、スコットさんと共作した”In the Dark“を練習してます。
彼のためにも、この曲を絶対に歌いたい。
春まで、Brotherly Loveのプロモーション・ライブに出ます。
１月２６日三軒茶屋“夢弦”
３月２３日大阪Ｓ．Ｏ．ＲＡ
３月２４日名古屋シーダース
できれば、４月に仙台でライブしたいと思ってます。
ほかにもご要望があれば、みんなを連れて行きます！
では、今年もよろしく！！！
つづく。
★ナンシーの営業案内
年始：渋谷店 ：１月５日１２：００～通常営業します。
名古屋店：１月１７日より営業します。
